断捨離の効果がスゴい!?自分とモノの関係を一度見直してみませんか

断捨離して整理されたデスク

ただモノを捨てるだけでどんな効果があるの?

周りで断捨離に取り組む家族や友人を見ると、そう思いますよね。

モノを捨てることで、モノを探す時間がかからなくなったり、動線がしっかり確保されて掃除や作業がスムーズになったり。そういった効果はあるだろうとイメージできます。

でも、実は断捨離の本当の効果はそれだけではありません。

そこで今回は、断捨離のすごい効果についてわかりやすくまとめてみたいと思います。

断捨離がもつ2つのスゴい効果

断捨離で見えるセルフイメージ

断捨離にはセルフイメージを高める効果がある

断捨離は「モノ」ではなく『自分』を主役として、自分に本当に必要なモノかどうかを判断し取捨選択していく片付け術です。

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断捨離を通じて『自分』と『モノ』の関係を見直し、『今』の自分にとってふさわしくない不要なモノを捨て、自分にふさわしい、とっておきのお気に入りのモノだけを厳選して残していきます。

あなたには、次のような経験はありませんか?

  1. お祝いのお返しでもらった高価な食器をもったいないからと使わずにしまっている。
  2. 購入したお気に入りの服があるのに、もったいなくて年に数回しか着ていない。
どちらも同じような例ですが、このような場合、自分が次のような自分自身のイメージを決めてしまっていることがわかりますでしょうか?
  1. お祝いのお返しでもらった高価な食器をもったいないからと使わずにしまっている。→ 自分は高価な食器を使えるようなレベルではない。
  2. 購入したお気に入りの服があるのに、もったいなくて年に数回しか着ていない。→ 自分はお気に入りの服を普段着にできるようなレベルではない。

上記のどちらも、せっかく高価な食器やお気に入りの服を持っているのに、自分で自分自身のイメージをレベルが低いと決めてしまっているのです。

断捨離では自分にふさわしいモノを厳選して残していきますが、逆をいうとこのときに自分が使うにはまだ少し早いかなと感じる憧れのモノを残し、普段から使うようにすることで、「モノ」を通じて潜在意識にある自分自身のイメージを高めていくこともできるのです。

断捨離にはこのような潜在意識にある自分自身のイメージ(セルフイメージ)を高めるというすごい効果があります。

断捨離のもうひとつの効果は「自分」がわかること

また、厳選した自分のお気に入りだけを残していくと「自分がいま求めているテーマ」が見えてくることがあるという点も断捨離の効果です。

  • 本の断捨離をした結果、残った本の多くは「資産形成」に関する本だった。
  • 机の周りを断捨離した結果、残ったモノには「緑色」が多かった。

たとえば、厳選した結果、「資産形成」の本が多かったなら「子どもの学費」や「老後の生活費」にあなたは不安を抱いているのかもしれません。

また、「緑色」のモノが多く残ったときは、色彩心理学から自分自身が「リラックスしてココロとカラダのバランスを整えたい」という意識があるのかもしれません。

断捨離をして「モノ」を厳選していくことで、そういった自分自身が潜在的にもっている不安や求めていることなどに気付くことができるのです。

参考 色彩心理(色の効果と心身への影響)カラーセラピランド

このように、断捨離には「モノ」を通じて自分自身を知ることができるというすごい効果もあります。

断捨離の提唱者である「やましたひでこ」さんがいう断捨離をする本当の意味は、まさにこの『自分らしさが何かを発見すること』という点にあるのです。

断捨離とミニマリストの違いは「モノ」の制限

ミニマムな風景

最近、必要最小限のモノだけで暮らす『ミニマリスト』というライフスタイルを選ぶ方が多くいますよね。

断捨離はミニマリストと同じように書いてある記事も目にしますが、実際には断捨離とミニマリストは同じではありません。その点については断捨離の提唱者である「やましたひでこ」さんも自身の公式ブログやさまざまなインタビューで述べています。

「ミニマリストは最小限で暮らすというマインド。断捨離は空間に対する最適量ですから、捨てればいいという思想ではありません。数量の決まりもないし、捨てない選択もあるのです」

参考 断捨離=捨てればいい、じゃない!提唱者が語る本当の意味ESSE online

前述のとおり、ミニマリストとは「必要最小限のモノ」だけで暮らすため、本当に必要なモノだけに持ち物を減らしていくというライフスタイルです。

その一方で、断捨離は「モノを持ちたいと思うこと」は人間の本能であると考えます。

そのモノが本当に自分が今必要としているモノなのであれば持つことを否定はしません。

つまり、断捨離には「モノ」の数に制限はないのです。その点が「必要最小限のモノ」に絞りこみ減らしていくミニマリストとは異なります。

上記で紹介した「やましたひでこ」さんのお話にもあるとおり、断捨離はただ捨てるだけではなく、『捨てない』という選択肢もあるということがポイントです。

あくまでも、『今』『自分』が必要としているモノを残し、『今』必要じゃないモノは捨てるという自然の流れを大切にするということなのです。

まとめ

今回は断捨離のスゴい効果として次の2つをご紹介しました。

この記事のまとめ
  • 「モノ」を通じて潜在意識にあるセルフイメージを高めることができる
  • 「モノ」を通じて自分自身を知ることができる
また、断捨離とミニマリストの違いとして、次のこともご紹介しましたね。

  • 『断捨離』・・・「モノ」の数に制限はない
  • 『ミニマリスト』・・・必要最小限に「モノ」を絞り込み減らしていく

あなたはが望むライフスタイルはどのようなものですか?

なんとなく流行りで取り組んでみるというのもよいですが、せっかくなら断捨離も正しく理解して、ぜひあなたの望むライフスタイルを手に入れてみてくださいね。
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