断捨離の意味を再確認しよう。大切なポイントは『主役』と『時間軸』

断捨離のあとのスッキリしたデスク

最近は必要十分な最低限のモノだけで生活したいと考える方が多いようです。

僕もそんな生活に憧れているのですが、いざモノを捨てようすると

『高かったからもったいないな』
『いつか使うかもしれないし』
『もう1つくらいは予備がないと不安だな』

などという感じでなんとなく捨てることをためらってしまい、いつも挫折してきました。

ただ、だんだんと部屋に捨てられないモノが溜まっていくのを見るたびに、捨てられないことへのストレスが溜まっていき、とうとう我慢の限界がきました。

そこで、40歳を目前にして今回こそは断捨離しようと決心し、ずっと一度読んでそれっきりだった、やましたひでこさんの断捨離本を見返して自分なりに断捨離の意味を再確認してみました。

今回は僕のように捨てられないあなたのために、僕なりにかみ砕いて理解した断捨離がもつ意味をわかりやすくまとめたいと思います。

もしあなたも断捨離に挫折した経験があるなら、心機一転、今度こそ僕と一緒に断捨離してスッキリしちゃいましょう!

それでは早速いきますね!

『断』と『捨』を繰り返した先に『離』がある

断捨離というと、なんとなくモノを捨てればよいというイメージをお持ちかと思います。

断捨離を考案したやましたひでこさんによると、断捨離はもともと、ヨガの「断行」「捨行」「離行」という『欲望を断ち、執着から離れるための考え方』からきているそうです。

多くの方が持っているイメージのとおりで、ひたすらモノを手放していくというのは間違っていないのですが、いま一度『断』『捨』『離』それぞれの正しい定義を確認しておきましょう。

断捨離の正しい定義
  1. 『断』・・・入ってくる要らないモノを断つ
  2. 『捨』・・・家にはびこるガラクタを捨てる
  3. 『離』・・・モノの執着から離れ、ゆとりある“自在”の空間にいる私

断捨離はモノを片付けることで、『自分』を知り、ココロの色々な混沌を整理して快適に生きるための術です。

『断』と『捨』を繰り返して、今自分にとって必要なモノだけに厳選することでで、余計な執着から離れ精神的にゆとりのある『離』の状態を手に入れることができるのです。

断捨離のポイントは『主役』と『時間軸』

断捨離のポイントは『主役』『時間軸』の2つです。次はこの大切な2つのポイントについて考えてみたいと思います。

『主役』は「モノ」ではなく『自分』

まず1つめのポイントである『主役』とは、「モノ」ではなく『自分』を主役として考えることです。

たとえば、「モノ」を主役として考えるとは次のようなことです。

  • (この「モノ」は)まだ使えるから取っておこう
  • (この「モノ」は)高かったからもったいない
  • (この「モノ」は)型が古いから使えない

一方で、『自分』を主役として考えるとは、対象となるモノが『自分』にとって使うために必要なのかどうかという視点で考えることです。

まだ使えるかどうか、高いか安いか、型が新しいか古いか、ということは『自分』が使うという点から考えると実際にはそこまで重要ではありません。

たとえば、ボールペンで字を書きたいときを考えてみましょう。あなたが本当に必要としているボールペンとはどんなボールペンでしょうか?

  • インクが滑らかに出るボールペン
  • 手が疲れない軽いボールペン
  • 握り心地がほどよい太さのボールペン

人によってボールペンに求める機能や形状はさまざまですが、厳選していくと本当にコレだと思うボールペンは少ないはずですよね。

「ボールペン」を主役に考えてしまうと、まだインクが残っているボールペンや購入するときに価格が高かったボールペンはもったいないと感じてしまい、なかなか捨てることができません。

でも、そこでもう1度、『自分』を主役にして考えてみましょう。

本当にそのボールペンは『自分』にとって必要なものでしょうか?
そのボールペンは、厳選した『自分』にふさわしいボールペンですか?

『自分』にふさわしい本当に必要なボールペンだけを手元に残して、それ以外のボールペンは思い切って捨ててみましょう。

『時間軸』は過去や未来ではなく『今』

2つめのポイントとなるのは『時間軸』です。

『時間軸』とは、対象となるモノが「過去」や「未来」ではなく、『今』必要なモノなのかを考えることです。

『今』がどのくらいの期間を指すのかということについては、人やモノによってそれぞれ基準は異なるため、一概には決めることができません。

参考までにボクの例をお話すると、服や靴はシーズンごと、仕事の書類やCDなどは3か月、ボディーソープやトイレットペーパーなど日用品は「その都度」を『今』と考えるようにしました。

たとえば、『今』は着ることがないのに、大分前に購入した流行りの服がもったいなくて捨てられないというようなことはありませんか?

この場合、その服については「過去」の時間軸で考えているということです。

ほかにも、「(今は着ることができないけど)痩せることができたら着よう」と思ってタンスにしまってある服や「なんとなく不安だから」「いつもより安かったから」と多めにストックしているボディーソープ、箱ティッシュなどの日用品はありませんか?

お気づきだと思いますが、この場合は「未来」の時間軸で考えていることになります。

上記のほかにも、たとえば年に1~2回遊びに来る両親や友人のために用意してある布団や枕、食器などもある意味では「未来」に時間軸を置いていると言えるかもしれませんね。

断捨離するときは、『今』使うものだけを残し、「過去」使っていたモノ(今は使わないモノ)は捨てます。

また、「未来」に使おうと考えているモノ(今は使わないモノ)は入ってこない(買わない)ようにすることが大切なのです。

前述した、洗剤やトイレットペーパーなどの日用品は、いつか使うものなので値段が安いとついついストック分として余計に購入しがちです。

しかし、このような日用品は『その都度』購入するようにした方が余計なモノを家に置いておくことなくスッキリするのでオススメですよ。

ストックがないと不安に感じてしまうかもしれませんが、いまは24時間営業のコンビニやスーパーがたくさん周りにあります。

仮に、環境によってすぐ買うことが難しいという場合であっても、ストックは1つだけにしておくなどルールを決めて買うようにするだけで大分違うのではないでしょうか。

モノとの関係も人との関係と同じように考えてみると、イメージしやすいかもしれません。自分の環境や立場が変わっていくと、自然と『今』付き合う友人も変化していきますよね。

目の前にある捨てられないモノは、本当に『今』必要としているモノなのかどうか、いま一度よく考えてみましょう。

断捨離は片付け術であり収納術とは違う

断捨離の流れ

前述の「やましたひでこ」さんによると、断捨離は『片付け術』です。そして、ここでいう『片づけ』とは次のように定義されています。

『片づけ』とは、収納までに行う必要なモノの絞り込み作業

『片づけ』と似たような言葉に「整理整頓」がありますが、「整理」と「整頓」がそれぞれ異なる意味であることをきちんと理解できていますでしょうか?

これは意外と大切なポイントなので、ぜひ1度確認しておきましょう。

『整理』とは、

  1. 乱れているものをそろえ、ととのえること。
  2. 不必要なものを取り除くこと。

『整頓』とは、

物事をととのった状態にすること。整理し正しくととのえること。

整理整頓ーコトバンクより引用

つまり、『整理』とは必要なものと不必要なものを分け、不必要なものを取り除くこと。『断捨離』で定義する『片づけ』とほぼ同じものだと言えます。

そして、『断捨離』をして必要なものを絞り込んだあとに、次の段階として「整頓」をするのです。

ちなみに、よく雑誌などで特集される人気の「収納術」は、この「整頓」にあたります。

『断捨離』では、キレイにどれだけ目立たないように収納、整頓をしたとしても必要なモノだけに絞り込まれていないのであれば意味がありません。

むしろ、本当に必要なモノだけに絞り込まれていれば、収納は驚くほど楽になります。もしかすると収納する必要すらなくなるかもしれないのです。

『断捨離』は『空間を美しく保つ』こともとても重視します。

最適なモノの量に徹底的に絞り込み、ゆとりある美しい空間を保つこともまた大切なポイントなのです。

「もったいない」の本当の意味を考えよう

モノを捨てられないときに『もったいない』を言い訳にしていることがよくあると思います。

ここでもう一度『もったいない』の意味を考えてみましょう。

  • (モノが)まだ使えるから『もったいない』
  • (モノが)高かったから『もったいない』
これは、本当に『もったいない』を正しく使っているのでしょうか。

「モノ」が主語になっていることに気が付きませんか?

『もったいない』はもともと、『勿体無い』という仏教の言葉であり、「モノ」の本来あるべき姿がなくなることを惜しんだり、嘆いたりすることです。

前述した断捨離の2つめのポイントでもお話をしましたが、この場合も「主役」を『自分』にして考えてみることが大切です。

あなたが捨てることをためらっているモノは本当に『自分』が使うために必要としているモノでしょうか?

もしかしたら、今まさに必要としている人に使ってもらう機会を失っていることの方が『もったいない』のではありませんか?

いまの時代なら、あなたにとって不必要なモノなのでも、リサイクルショップなどを利用することで、『今』まさに必要としている人に使ってもらうこともできます。

ぜひ、断捨離に取り組む際には、そのようなことも一度考えてみてはいかがでしょうか?

まとめ

この記事のまとめ
  • 主役は「モノ」ではなく『自分』
  • 時間軸は「過去」や「未来」ではなく『今』
  • 断捨離は『必要なものを徹底的に絞り込む片づけ』である

断捨離の考え方はモノの片づけだけではなく、仕事の書類やメール、さらには人間関係などにも応用できるものです。

最初は「もったいない」という気持ちから断捨離に時間がかかってしまいますが、厳選されたモノだけが残ってくるとなんとも表現できない爽快感があります。

あなたもよかったらできるところから断捨離をはじめて、ぜひこの爽快感を感じてみてくださいね。

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