三社祭2019まるわかり!由来から日程や見どころまでコレでカンペキ!

三社祭で盛り上がる浅草神社

初夏の風物詩といえばイメージする方も多い三社祭。東京下町の浅草で、ひしめき合う担ぎ手が掛け声とともに華やかな神輿を担いで渡御するさまは本当に大迫力。

毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

週刊誌やネットニュースなどで2019年の開催は難しいのでは?と騒がれましたが、どうやら2019年も無事開催されるようですね。

そこで今回は三社祭の由来から2019年の日程や見どころまでご紹介していきたいと思います。

この記事を読むことで、2019年の三社祭については「まるわかり」ですよ(笑)

それではさっそく行ってみましょう!

三社祭のはじまりは鎌倉時代

三社祭(さんじゃまつり)とは、年に1度の浅草神社にとって最も重要な祭礼(お祭り)で正式には『浅草神社例大祭』といいます。

三社祭の歴史は古く1312年(正和元年)に三社の神話をもとに神輿(みこし)を船に乗せて浅草川(隅田川)を渡御する船祭(ふなまつり)としてはじまりました。

三社の神話をざっくり解説!

推古天皇36年(西暦628年)の3月18日、漁師としていた檜前浜成・竹成という兄弟が隅田川(旧 宮戸川)で漁をしていたところ、なぜかその日は一匹も魚が獲れなかったのに仏の形をした人形が網にかかった。

網にかかった仏の形をした人形は、何回海中に投げ入れても網にかかった。それは場所を変えたりしても同様だった。

そこで、不思議に思った檜前浜成・竹成が地域の物知りだった土師真中知に聞いてみたところ、その仏の形をした人形は聖観世音菩薩の仏像であることを告げられた。

檜前浜成・竹成兄弟は、土師真中知のその話を聞き、聖観世音菩薩の仏像に漁の成功を厚く祈って念じてみたところ、翌日19日には溢れるほど魚が獲れた。

その後、この聖観世音菩薩の仏像を土師真中知が僧侶となり、自宅を寺として、つつしんで安置した。

土師真中知は、聖観世音菩薩の仏像を尊んで守りながら、死者の冥福を祈り地域に住む人たちに教え導きながらそのあとの生涯を過ごした。

この船祭は当初「観音祭」「浅草祭」と呼ばれ、1年ごとの丑年、卯年、巳年、未年、酉年、亥年の3月17日と18日に行われていました。

また、最初は浅草寺と一体で浅草寺のお祭りとして行っていましたが、明治時代の神仏分離で浅草寺と別の法人になったあとは浅草神社だけのお祭りとなりました。

また、明治5年にはお祭りが5月17日と5月18日に変更となり、現在は5月第3週の金~日曜日の3日間にお祭りが行われています。

神仏分離とは
神仏分離とは、奈良時代からの神仏習合(神道と仏教の信仰をひとつの宗教として考えること)を禁止して神道と仏教(神と仏、神社とお寺)を明治政府が明確に区別させようとしたこと。

三社祭の三社は浅草神社に祭られている郷土神に由来する!?

どうして浅草神社のお祭りが「三社祭」と呼ばれるのかというと、それは浅草神社に祭られている郷土神に由来します。

浅草神社に祭られている郷土神は、上記の三社の神話で登場した、浅草寺の起源に深くかかわった漁師の兄弟、檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)とその地域の文化人、土師真中知(はじのまつち)の3氏。

つまり、浅草神社の由来は、檜前浜成・竹成と土師真中知の末孫が、自分たちの祖先である3氏を「三社権現」として祭った「三社権現社」なのです。

「三社権現社」はその後、前述の神仏分離により社名を「三社明神社」と改め、最終的に『浅草神社』と定められました。

しかし、三社権現を氏神として祭る地域の住民は、その名残で現在も「三社様」と呼んでいるのです。

三社祭2019日程と見どころ

浅草神社の三社祭
2019年の三社祭は5月17日(金)の午後1時から5月19日(日)午後6時までの三日間です。

ここでは開催初日から最終日までの日程とそれぞれ見どころをまとめてみましたので参考にしてくださいね。

ちなみにここには書いていませんが、前日の5月16日(木)の午後7時からは浅草神社の神霊(みたま)を本社の神輿に移す『本社神輿神霊入れの儀』も行われます。

三社祭 初日
5月17日(金)
  1. 午後1時・・・・・・大行列
  2. 午後2時20分・・・びんざさら舞奉納(社殿)
  3. 午後3時・・・・・・びんざさら舞奉納(神楽殿)
  4. 午後3時30分・・・各町神輿神霊(たま)入れの儀

見どころ『びんざさら舞』

『びんざさら』とは長さ15センチほど薄い板を108枚も連ねた楽器で、端と端を持って開いたり閉じたりしながら板をすり合わせ音を鳴らします。

『びんざさら』を漢字で書くと「拍板」や「編木」です。

この『びんざさら』を使用する『びんざさら舞』は農作物の豊作や悪霊退散などを祈願して行われる舞で、田植えの際に神を祭り歌ったり踊ったりしたことに由来する田楽の一種。

平安時代にはじまり、鎌倉時代から室町時代にかけてかなり流行したと言われています。

『びんざさら舞』は昭和31年11月から東京都の無形民俗文化財にも指定されているとても貴重な神事です。せっかく三社祭に行くなら、ぜひ見ておきたいところですね。

あなたも鎌倉時代の空気を感じてみてはいかがでしょうか?

三社祭 二日目
5月18日(土)
  1. 午前10時・・・例大祭式典
  2. 正午・・・・・・町内神輿連合渡御
  3. 午後4時・・・・奉納舞踊(神楽殿)
  4. 午後5時・・・・巫女舞奉奏(神楽殿)

見どころ『町内神輿連合渡御』

三社様の氏子である44町の町内神輿による渡御が二日目のみどころです。

町内神輿連合渡御では、浅草寺の裏にある広場に44の町会がそれぞれ所有している町内神輿が参集し、それぞれ順番に浅草神社の境でお祓いを受けたあと、神社の鳥居から自分たちの町会に向かって渡御をしていきます。

三社祭といえば、本社神輿のイメージが強いと思いますが、浅草寺の裏広場に約100基の町内神輿が大集合しているところを見るのは迫力があり、お祭り気分がすごく高まりますよ。


三社祭の二日目に行くなら、すべての町内神輿が揃っているところをぜひ見てみてくださいね。

お目当ての町内神輿がある方はぜひ、次のサイトで確認してから行きましょう。
参考 町内神輿大図鑑浅草神社奉賛会/三社祭 公式情報

三社祭 最終日
5月19日(日)
  1. 午前6時から・・・・・・宮出し・本社神輿各町渡御・宮入り
  2. 宮入りが終わった後・・・本社神輿御霊(みたま)返しの儀
  3. 午後2時・・・・・・・・巫女舞奉奏(神楽殿)
  4. 午後3時・・・・・・・・奉納舞踊(神楽殿)
  5. 午後4時・・・・・・・・太鼓奉演(境内)

見どころ『本社神輿各町渡御』

やはり、三社祭といえば最終日の宮出しからはじまる『本社神輿各町渡御』ですね。

一之宮から三之宮まで3基ある本社神輿には、それぞれの神輿に浅草神社に祭られている郷土神の御神霊を移し、神様に各町会をご覧いただきます。

各本社神輿のご神体
  1. 一之宮・・・土師真中知命
  2. 二之宮・・・檜前浜成命
  3. 三之宮・・・檜前竹成命

本社神輿はやはり大きく華やかで、100人以上の担ぎ手が1トンもある神輿を上下左右に力強くゆする『魂振り(たまふり)』は本当に迫力満点です。

昨年の宮出しの様子


昨年の宮入りの様子


渡御で一番目立つ、本社神輿の花棒(神輿を支える台棒のうち中心にある一番長い棒の前の部分のこと)を担ぐのはまさに多くの担ぎ手にとって憧れです。

『本社神輿各町渡御』を見に行く際には、ぜひ花棒の担ぎ手にも注目してみてくださいね。

なお、最終日の午前11時から午後6時までは、雷門通りから馬道通りにおいて「お祭り広場」も開催していますよ。

公式サイトでは渡御の順路図もダウンロードできますので、事前に調べて効率よく満喫しちゃいましょう。
参考 本社神輿 渡御順路図浅草神社奉賛会/三社祭 公式情報

三社祭の混雑状況は?2018年の人出は195万人

三社祭の最大の見どころ宮出し
三社祭で気になるのは混雑状況ですよね。

さすが、鎌倉時代から続く大人気のお祭りということもあって、2018年三社祭の人出は3日間合計で195万人だったそうです。ほかの年を見ても大体200万人前後がこの三日間に浅草を訪れているようですね。

(参考)三社祭2018における浅草の人出
  1. 初日・・・140,000人
  2. 二日目・・・730,000人
  3. 最終日・・・1,080,000人

ベビーカーで子供を連れて行きたいという方や人混みが苦手という方は、一番混雑する最終日を避け、初日か二日目に訪れるのもいいでしょう。

子供連れの場合はさらに、浅草神社や仲見世通りから少し離れた場所でお祭りを見るようにするとよいと思います。

多くの人がいる場所ではトラブルがつきものですので、次のような点にはくれぐれも気を付けるようにしてくださいね。

人混みでの注意点
  • できるだけ大きい荷物や動きづらい服装は避ける
  • 泥酔している人や揉めている人たちには近づかない
  • 不思議と人が少ない裏通りや小道には入らない
  • 小さい子供は手をつなぎ、目を離さない
  • 貴重品はしっかりと管理する

浅草神社までのアクセス

住所東京都台東区浅草2-3-1
電話番号03-3844-1575

地下鉄を利用する場合
  1. 東京メトロ銀座線・・・浅草駅で下車、1番出口から歩いて約7分
  2. 都営地下鉄浅草線・・・浅草駅で下車、A4出口から歩いて約7分
東武鉄道を利用する場合
浅草駅で下車、歩いて約7分
つくばエクスプレスを利用する場合
浅草駅で下車、A1出口から歩いて約10分

浅草周辺では台東区循環バスの『めぐりん』(北めぐりん)を利用するのも便利ですよ。

路線図や時刻表は次のリンクから確認できますので、浅草神社までの行き方が決まっていない方は『めぐりん』の利用もぜひ検討してみてくださいね。

参考 路線図-台東区循環バス「めぐりん」 参考 時刻表-台東区循環バス「めぐりん」

三社祭の最終日は交通規制がある

例年、三社祭の最終日には交通規制がありますので、2019年も最終日の5月19日(日)には次のとおり交通規制があると考えられます。

普段から混んでいる浅草周辺ですので、三社祭当日の混雑具合はかなりのものです。

できるかぎり公共交通機関を利用することをオススメしますが、やむを得ず周辺まで行かれる方は交通規制箇所をよく確認して気を付けるようにしてくださいね。

まとめ

この記事のまとめ
  • 三社祭2019は5月17日(金)の午後1時から5月19日(日)午後6時まで
  • 初日の見どころは『びんざさら舞』
  • 二日目の見どころは『町内神輿連合渡御』
  • 最終日の見どころは『本社神輿各町渡御』

江戸時代からの美意識である『粋』を体感できる三社祭は、日本に住んでいるなら一度は生で見るべき祭りと言えますよね。

今年も三社祭の「ソイヤ、ソイヤ」という掛け声を聞きたくて、ひとり勝手に気持ちが盛り上がってしまいます(笑)

三社祭限定の御朱印もありますので、御朱印を集めている方はぜひこちらも忘れずにいただいちゃいましょうね。

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