敬老の日のプレゼントで喜んでもらえるものというと、思い浮かぶものの1つに孫の手作りプレゼントがあります。
実際に祖父母に聞いてみたのですが、幼い孫が自分のために時間を割いて作ってくれたものはどんな高級なお菓子やお茶よりも嬉しいみたいです。
ということで、今回は敬老の日のプレゼントで、2歳の子供が贈り物をするなら?というテーマで紹介してみたいと思います。
サクッと流し読み
子どもも楽しみながら簡単に作れることがポイント!
アイディア1 手形と顔写真入りのカード
最近の幼稚園や保育園などでは、敬老の日のプレゼントとして手形や顔写真を載せたカードを制作しているところもありますよね。
小さい子どもとプレゼントを手作りするとき、子どもが書いた祖父母の似顔絵をプレゼントしたいと考える場合もあると思いますが、正直なところ、2歳児では顔型の整った似顔絵を書くのは難しいかもしれません。
本当なら、絵が上手かどうかはそんなに大事なことではなく、2歳児のお子さんに「おじいちゃんとおばあちゃん描いてみようか」と言ってクレヨンやマジックなどで無邪気に描いてくれた絵をそのままプレゼントするということだけで十分なのかもしれません。
でも、子どもがどうしても似顔絵を書いてくれない場合だったり、なにか1つ物足りない感じがしたりすることもあると思います。そんなときに、この手形や顔写真を載せるという方法が簡単でオススメです。
カードをつくる材料は色画用紙とはさみ、のり、サインペン。そして、手形を押す場合なら絵の具またはスタンプ台、顔写真を載せる場合なら顔写真が必要です。
1番簡単にカードを作る方法は、B5サイズくらいの画用紙を2つ折りにして、片方の面に子どもに似顔絵を描いてもらい、もう一方の面に手形を押す、もしくは顔写真を貼るという方法です。
そして、似顔絵を書いたり、手形を押したりした面の裏面を表紙にして、「おじいちゃん おばあちゃん いつもありがとう」などといった、子どもからのメッセージを書きます。
たったこれだけで、2歳の子どもと作る敬老の日のカードが完成です。
表紙がさびしいと感じた場合には、子どもの好きなようにお絵かきさせてあげると良いでしょう。
アイディア2 染め物で栞(しおり)を作る
朝顔を水につけて抽出した色水やにんじんを擦った汁、ブドウの皮の汁など身近なものを使って子どもと一緒に半紙などに絵を描き、それを栞(しおり)にしてみるというプレゼントはいかがでしょうか。
子どもと一緒に野山に散歩に出かけた先で、ヨウシュヤマゴボウなど、鮮やかな紫色の汁が出る実なども見つかるかもしれません。
子どもとの遊びの延長でプレゼントも手作りできて、まさに一石二鳥ですね。
材料は、色水が出る野菜や果物、のり、はさみ、半紙、リボン、穴あけパンチ。
9月に入ってから作るなら、一番手に入りやすいのはぶどう(巨峰)の皮や朝顔などではないでしょうか。子どもと一緒にブドウを食べながら、皮から出る紫色の汁を、プリンカップなどの容器に色水を作り、溜めておきましょう。
- 溜めておいた色水を指につけて、半紙などの水を吸いやすい紙に、絵を描いたり、輪ゴムなどで巻いて“くしゃくしゃ”にしたうえで直接色水につけて模様にしたりします。
- 絵を描いたり色水につけた半紙を表面が乾くまで干しましょう。
- 干し終わった半紙は、縦15センチ~20センチ、横5センチほどの大きさに切った厚紙に“のり”またはボンドで巻くように貼っていきます。
- 栞の上部となるほうに、穴あけパンチで1か所穴をあけ、細めのリボンやカラーモールなどを通して栞の完成です。
模様や色を生かしたそのままの物でもいいですし、その上に何かお絵かきしたり、シールを貼ったりしてアレンジしてもいいでしょう。
また、散歩などをしているときに草花を見つけたら、それを家に持ち帰って押し花にして、その押し花をラミネートと栞にしてみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ:身近なものでパパやママもプレゼントづくりを一緒に楽しもう
今回は2歳児の子どもが手作りで贈り物をする際のアイデア例をあげてみましたが、いかがでしたでしょうか?
できる限り、身近なものを使って、パパやママと一緒に、できるだけ簡単に楽しんで作れるアイデアの例をコンセプトに、ご紹介してみたつもりです。
子どもと一緒にプレゼントを作るのも、将来振り返ってみると貴重な思い出になるハズ。ぜひこの機会をパパやママも一緒に楽しんでみてくださいね。
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