会社で行われる朝礼のスピーチ、当番制で回ってくるため、あなたも毎回のネタ探しに困っているのではないでしょうか。
3月は年度末ということもあり、普段と違って、仕事やプライベートでも、何かと慌ただしい日々を送ることが多い季節ですね。でもその一方では、少しずつ暖かくなってきて、長かった冬が終わり、新しく春の季節を迎える時期でもあります。
そこで今回は、そんな3月という時期ならではの朝礼スピーチのネタについて、いくつかご紹介したいと思います。
サクッと流し読み
3月にちなんだウンチクをネタにするのがオススメ
3月は年度末ということもあり、なにかと「区切り」になることが多い季節。
そんな季節だからこそ、「一年間を振り返って」とか「来年度の抱負」なんかを話してしまい、「毎年同じようなこと言ってるなぁ」なんてことになりがち。
朝礼ネタがほかの人とかぶってしまうことも多いですよね・・・。
ということで、普段とはガラリと趣向をかえて、会社や仕事にはあまり関係ない(ちょっとは関係ありますが)、3月にちなんだウンチクを話すというのはいかがでしょうか。
ウンチクって、みなさん意外と好きだったりしませんか?
そこでオススメしたいのは、日常のなかで「なんでだろう?」なんて思いながらも、あえて自分で調べるまでもないような、ちょっとした話。
そのなかで、3月にちなんだものをピックアップし、その内容について調べたことを、簡単に話してみるというものです。
もし、「あれ?会社や仕事にあまり関係のない話になってしまった・・・」なんていうときも大丈夫。そんなときは、「公私ともに忙しくなりがちな3月なので、あえてこんな話をしてみました。」というような感じで締めくくると良いですよ。
3月の朝礼ネタの実例 個人の防災対策
ウンチクというのとは異なりますが、今年(2017年)の3月11日で東日本大震災から6年を迎えることもあり、ボクが実際に朝礼ネタとして考えたものが「個人の防災対策」についてです。
震災の影響が少なかった地域の方にとっては、すでに日常の生活が震災前の生活とほとんど変わらないものとなっていると思います。
そして、ボクも震災の影響が少なかった方ですので、いまだ復興が進んでおらず、元通りの生活には程遠いという方もいらっしゃるのに、だんだんと震災の記憶が薄れてきていると感じることが多く、とても危険なことだと考えていました。
そのような気持ちがあったことから、3月は個人の防災対策をいま一度見直すのに良い機会だと考えているという旨を、朝礼スピーチで話すことにしました。
いざというときの避難経路の確認や、非常用持ち出し袋の確認、非常食や非常用水などの確認をする良い機会ということで、会社でもご家庭でもこの時期に再認識できると良いと思う、という感じでまとめました。
これはボクの朝礼の例ですが、もし良かったら参考にしてみてくださいね。
朝礼ネタに使える3月のウンチク 「年度」「早生まれ」「ひな祭り」
では、3月にちなんだウンチクというとどんなものがあるのでしょうか。
あなたもパッと思いつくものがいくつかあると思いますが、ここでは具体的にいくつかご紹介してみましょう。
- 3月が年度の区切りなわけ
- 4月1日生まれが早生まれのわけ
- ひな祭りが祝日ではないわけ
もともとはイギリスの制度にならって、4月から翌36月を年度の区切りとしたのがはじまりなのだそうです。
今では財政法により、国や普通地方公共団体の会計年度の区切りが同様に定められています。
満年齢が増えるのは、誕生日の前日であると、民法で規定されているからなのだそう。
ですので4月1日生まれの人は3月31日には年齢がひとつふえているということになり、前年度の早生まれになるのだそうです。
実は五節句のひとつとして、江戸時代まで祝日とされていたのだとか。
明治の新暦採用により、五節句の休みは廃止されたのですが、5月5日の子どもの日のみ、祝日として再び採用されたのだそうです。
※ 五節句(1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)
まとめ:3月はゆるいネタや季節を感じるネタでほっと一息
いかがでしたでしょうか?
今回は3月におすすめの朝礼ネタについて見てきました。
年度の区切りで仕事も忙しく、会社の雰囲気も、気持ちもなんとなく余裕がなくなってピリピリしがち。そんな季節だからこそ、あえてちょっとゆるいネタや季節を感じるネタでほっと一息入れてみてはいかがでしょう。
冬の寒さがどことなくゆるんできていること、春がそこまで近づいてきているんだなぁ、なんてことにもふと気が付いて、新たな年度に向けての期待感も高まってきそうでいいと思います。
もし良かったら、参考にしてみてくださいね。
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