まだまだ寒い日が続いていますが、少しずつ春の足音が近づいてきていますね。
春と言えば「新じゃがの季節」。大人にも子どもにも大人気のじゃがいもですが、メークインやきたあかりなど、種類もいろいろ、味にも個性があって、さまざまな料理に重宝しますよね。
そんなじゃがいもですが、家庭で、しかもプランターを使用して栽培することができるのだとか!?
そこで今回は、手軽に美味しいじゃがいもを育てる方法や保存方法、除草や土など育てる際に気を付けたいことについて、まとめてみたいと思います。
サクッと流し読み
新じゃがの季節は春先から初夏にかけて
春先から初夏にかけてが新じゃがの季節と言われていますよね。
秋に収穫されるじゃがいもは北海道の冷涼な環境でじっくり育てられるのですが、春の季節に旬を迎える新じゃがは、主に九州の温暖な気候の中で育てられます。
新じゃがの特徴はなんといっても、皮が薄くてそのまま食べられるという点とみずみずしいおいしさ。
野菜はその皮の付近に、栄養とおいしさがつまっているといわれており、皮をそのまま食べることができる新じゃがは、栄養面、おいしさの面から見ても、すばらしい食材と言えます。
その栄養面で特筆すべきはなんといってもビタミンC。
じゃがいもは一般的に豊富なビタミンCを含む野菜と言われていますが、収穫直後の新じゃがは、特にビタミンCを多く含んでいるそうです。ぜひ、そのおいしさと栄養を、まるごと味わいたいところですね。
ただ、みずみずしい新じゃがはあまり日持ちしないのだとか。
そのため、購入したら冷暗所で日光を避けるように保存し、新鮮なうちに、だいたい10日前後で食べきるようにすると良いようです。
じゃがいもを栽培するなら真夏を避けることがコツ
じゃがいもには春植えと秋植えがあり、植え付けから約3か月で収穫できるそう。主に春植えが中心ですが、温暖な地方では秋植えも行われているようです。
栽培時期はというと、春植えだと、2月の終わりから4月の初めが植え付けで、5月から6月にかけてが収穫の時期。秋植えだと、8〜9月が植え付け、11〜12月が収穫の時期となるようです。
栽培のコツは、気温が30℃を超えるようだといもが実らないため、真夏を避けて栽培することなのだとか。
じゃがいもは、いも類の中でも約3か月と比較的短期間で収穫でき、また、土質を選ばず管理もしやすいため、初心者でも比較的育てやすい野菜といわれています。
もし、いままで野菜などを育てたことがないのであれば、この機会に、自分で育てた新鮮なじゃがいもを味わってみることにチャレンジするのも楽しいかもしれませんね。
大型で深型のプランターを使って手軽に育てることができます
おいしくて栄養も豊富なじゃがいもですが、家庭でプランターを使用して手軽に育てることができます。
ここでは、そんなプランターを使用した、じゃがいもの育て方を紹介します。
- 1 まずは大型で深型のプランターを用意します。
- 2 土は植え付けの2週間ぐらい前から作ってよく耕しておきます。
(培養土を使用すると、すぐに植えつけができて便利です。)
- 3 植え付け前には種いもを日光に当てて、若芽を伸ばしておきます。
(種いもは検査済みの種いもを使用した方がよいでしょう。)
- 4 プランターの半分ほど土を入れ、20センチくらいの間隔で種いもを植えます。
- 5 種いもの間に肥料を置き、その上に5〜7センチくらいの深さで土をかけ、たっぷりと水をあげます。
- 6 乾燥したら水をあげる程度に世話をしていきます。
(水のあげすぎはいもを腐らせますので注意しましょう。)
- 7 芽が多すぎるようではあれば間引きを行い、生育状態をみて、2回を目安に追肥を行いながら栽培していきます。
収穫のタイミングは、花が咲き終わり、葉や茎が黄色くなり始めるころ。
収穫が遅れるといもが傷んでしまうことがあるので、収穫の時期を逃さないことが大切なんだそうですよ。
まとめ:まずはプランターで手軽に作ってみませんか?
いかがでしたでしょうか?
野菜を育ててみたいと思っても、畑で栽培すると考えるとなんだかハードルが上がってしまいますが、プランターを使用することで、グッと身近なものとして、挑戦することができそうですね。
自分で育てたじゃがいもが大きく育って、実をつけ、収穫して食べる。
いつも何気なく食べていたじゃがいもでも、自分で育てたものならば、そのおいしさは格別ではないでしょうか。
ぜひ、あなたもこの機会に、プランターを使用したじゃがいも栽培にチャレンジしてみてくださいね。
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