こんにちわ。ハチロウ(@hachilog8)です。
子供がラーメンやうどんを食べているときに食べこぼしの油汁が衣服に飛んで、シミが・・・
なんていう経験ありませんか??
実際、先日は子供じゃなくてボクがやっちゃったんですけど。
しかも、クリーニングに出したばかりの白いシャツにです・・・。
お気に入りのオシャレ服でラーメンを食べに行ってしまったのがそもそもの間違いでしたが、かな〜りご立腹の妻にもう一度クリーニングに出したいなんてお願いする勇気はありません・・・。
でも、お気に入りの服なので何とかしなきゃということで、自宅で油シミを簡単に落とす方法ないかな~と色々調べてみたところ、
意外と簡単にできることが分かっちゃいました。
これで、なんとか妻にも怒られずに済みそうです(笑)
ということで、今回調べてみた自宅で油シミを簡単に落とす方法が結構役立つな~と思ったのでシェアしますね。
サクッと流し読み
衣服の油染みを簡単に落とすためのポイント2つ
衣類に付いた食べこぼしの油染み。特にラーメンの汁などの油のシミって普通に洗濯機で洗ってもなかなか落ちなくて本当に厄介なんですよね・・・。
でも、実は2つのポイントに気を付けて洗濯するだけで自宅でも簡単に落とすことができちゃうんです。
その気になる2つのポイントとは次の2つです。
- ある程度高い温度のお湯で洗うこと
- 固形石鹸を使って手洗いで丁寧に洗うこと
僕はこの方法でTシャツやパーカー、リネンの衣類を洗濯してみたのですが、油染みを落とすことができました。
まず、油は低温では固まってしまうため、洗濯機で使用する水が冷たいと油汚れがなかなか落ちません。
そのため、キレイに落とすためにはある程度高い温度のお湯で洗うことが必要になるのです。
この点はなんとなく、感覚的に分かりますよね??
次に2つめのポイントについてですが、普通の洗濯で使用する洗剤よりも固形石鹸、洗濯機で洗うよりも手洗いで丁寧に洗う方が汚れ落ちが良くなります。
使用する固形石鹸は部分洗い用の洗濯用固形石鹸(ケイ酸塩配合のもの)がオススメです。スーパーやドラッグストアに行けば100円くらいで購入できますよ。
なお、次のように洗い方もとてもカンタンです。
たったそれだけ?と思うかもしれませんが、これだけでも十分、油染みをきれいに落とすことができますよ。
ただ、すすぎの際のお湯はくれぐれも、ヤケドしない程度の温度になるように注意してくださいね。
固形石鹸を使用するときの目安
固形石鹸を使用するときの目安は、洗濯物の汚れの量に対して石鹸の量が十分に足りるかどうかです。
つまり、具体的には、洗濯物を洗い終わったときも泡の層が薄く水に浮いて残っているくらいを目安にするとよいでしょう。
もし、洗濯中に全然泡立たないと感じたら、それは石鹸の量が足りていないというサインです。
その場合は石鹸を追加するようにしましょう。
種類によって洗い方を変えることが大切
衣服はどれも同じように洗ってもいいかというとそうではなく、生地の種類によっては洗い方を変える必要があることに注意しましょう。
基本的には、ゴシゴシ擦り洗いした方が汚れは落ちますが、洗うときの摩擦によって生地が傷んでしまうこともありますので、そもそも汚れの程度によってダメージが少ない洗濯方法を選ぶことも大切です。
たとえば、ひどい汚れの部分だけは生地の強さによって擦り洗いやもみ洗いで洗うようにし、それ以外の部分については基本的に押し洗いで洗うといった使い分けをするのもよいでしょう。
通常、食べ物の油によるシミであれば上記の方法でほとんどの場合は落ちるハズです。
しかし、擦り洗いでも落ちないくらい油染みが頑固な場合は、シミ部分の下に不要な布を置き、ベンジンを含ませたガーゼなどでシミをたたいて落とすという方法もありますので試してみてくださいね。
リネンの衣服で油染みが落ちないときは煮洗いという方法も
リネンの衣服についても、大体の場合はこれまで紹介してきた、お湯と固形石鹸を使った洗濯方法で油染みを落とすことができるハズですが、なかにはそれでも落ちない頑固な油染みもありますよね。
もし、どうしても自宅で油染みを落としたいという場合、リネンの衣類が丈夫な麻でできているなら次のように煮洗いするという選択肢もあります。
- 水1リットルあたり粉石けんを小さじ2杯程度を目安に入れ、よく溶かす
- 煮洗いする衣服を入れ、弱火で20~30分煮る(吹きこぼさないように注意)
- 火を止めたら、水で薄めてから汚れを手でしっかりもみ出す
- 洗濯機に衣服を入れ、洗剤なしの洗濯コースでよくすすぐ
煮洗いの方法自体はそんなに難しくありませんよね。
数回試してみた感想としては、洗濯用合成洗剤よりも石けんを主な成分とした洗濯用粉せっけんを使用する方が汚れが落ちる気がします。
なお、僕の場合は煮洗いをしたリネンの衣類は少し色落ちしてしまいました。
なので、大切な衣類で煮洗いを試す前に、色落ちしても構わない衣類でまずは試してみてくださいね。
固形石鹸が手元にない場合には?
もし、固形石鹸をなかなか買いに行くことができないときなどに代用できるのが「食器用洗剤」と「普通の固形石鹸(入浴時などに使用する石鹸)」です。
・・・衣類の洗濯に食器用洗剤を使用するのは少し違和感がありますよね(笑)
でも、食べこぼしの油染みを落としたいときに食器用洗剤を使うのはクリーニング業界で働いている方にとっては有名な方法なのだそうです。
食器用洗剤を使用するときのポイントはシミがついたところだけ部分洗いで使用することです。
ただ、食器用洗剤は使用料の目安が分かりづらく、また、通常の洗濯石鹸と比べると泡切れも悪くなります。
さらには、すすぎ残しが起こりやすいというデメリットもあるため、部分洗い以外の洗濯に使用することは正直オススメしません。
そこで、もしどうしてもという場合にオススメするのが普通の固形石鹸を使用することです。
僕が試してみたところ、洗濯用固形石鹸に比べると物足りなさはあるものの、普通の固形石鹸は十分汚れが落ちました。
お歳暮などでもらったけど使い道がなくて・・・なんて、ずっとしまってある固形石鹸が1個か2個ありませんか?
もし、固形石鹸があるなら食器用洗剤を使用する前に、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は衣服についた食べ物の油染みを簡単に落とす方法をご紹介してきました。
食べ物の油染みをカンタンに落とすときのポイントをもう一度まとめると次のとおりでしたね。
- ある程度高い温度のお湯で洗うこと
- 固形石鹸を使って手洗いで丁寧に洗うこと
もし、油染みがついてしまったときはなるべく早く洗うことも大切なポイントですよ。
不思議ですが、油シミを落とすことが簡単だと分かると、なんだか子供の食べこぼしも、寛容な気持ちで対処できそう・・・ですよね!?
紺色のTシャツにフライパンの油がはねてどうしよう!というときに、この記事に出会いました。さっき洗ってその効果のほどをこれから確認するところです。きれいになっていることを祈っています。