4月といえば、いよいよ新年度を迎えますね。
あなたも、仕事だけではなく、もしかしたらプライベートでも、なにかと環境の変化が多くバタバタと毎日を過ごしているのではないでしょうか。
そんな忙しい日々を過ごしているうちに、あっという間に過ぎてしまう4月ですが、それだけに朝礼のスピーチネタに使えそうな事柄も多いかもしれませんね。
というわけで今回は、4月に朝礼スピーチ当番がまわってきたときに使える、季節の朝礼スピーチネタについて、先輩社員向けのネタ・新入社員向けのネタ・どちらの社員も使えるネタという3つのネタを紹介したいと思います。
サクッと流し読み
先輩社員は新入社員との距離を縮めるネタがオススメ
新年度が始まる4月。
新入社員が入社してきたり、新しい部署に配属になる方や、新しい役職につかれる方など、それぞれ新しい気持ちで、少々緊張しながら朝礼のスピーチを行うという機会も多いかもしれません。
新入社員を迎え、新しく先輩社員となって朝礼のスピーチをするなどという場合には、ぜひこの機会に新入社員との距離を縮めるというのはいかがでしょうか?
先輩だからといって、何も難しい話をする必要はありません。いや、むしろ難しい話は上司やほかの偉い方がするので、そちらに任せてしまいましょう(笑)
そこで、先輩社員がスピーチに話す内容としては、日ごろ仕事をする中で自分が思うことや自分の経験など、身近な内容が良いと思います。
たとえば、次のような感じはいかがでしょうか?
- 今まで仕事でこんなことがあってうれしかった、ためになったなどの経験談。
- プライベートでこんなことをしているが、仕事にも役に立つのでオススメする、というような内容。
- 自分はこんな業務を担当しているが、まだまだ頑張らなければならない点があるから、一緒に頑張ろう、などの士気を高める内容。
新入社員にとって、年齢の近い先輩社員は、身近な目標であり、社内においては話をしやすい存在ですよね。
上司にはなかなか言えないことや、プライベートな話をする機会も今後増えてくることでしょう。そんな糸口が朝礼スピーチになると良いですよね。
新入社員は自分の緊張をさらけ出して興味を持ってもらうように
新入社員として、初めて朝礼スピーチをする場合には、かなり緊張することが予想されます。今までのような学生のノリで話すといけないと考えるあまり、難しい内容に挑戦して、本番で頭が真っ白に・・・なんてことも。
新入社員の場合は、最初から難しい内容にチャレンジする必要はないと思います。
先輩社員たちだって、新入社員にいきなり難しい内容を話すことは期待していないハズです。「身近な内容を手短にまとめること」と「起承転結をつけること」にだけ気を付けて、相手に伝わるようにハキハキと話すと良いでしょう。
内容はもちろん、新入社員としての抱負のようなものや、季節の話題などでも良いのですが、「今回初めての朝礼スピーチでとても緊張しているので、今回は緊張について調べてきたことを話します。」というような自然な流れで、自分が緊張していることをさらけ出してしまうのも面白いと思います。
聞く側の先輩たちも「お?ちょっとこの新入社員、おもしろいかも?」なんてあなたに興味を持ってくれるかもしれません。
ちなみに、さらけ出す内容は緊張ではなくほかの内容でも、もちろんOKです。
上記のように自分が緊張しているということを冒頭に話したあとは、次のような簡単なネタを話すと良いのではないでしょうか。
- 自分で調べたこと
- 身の回りのことで疑問に思っていること
- 日頃から気になっていること
たとえば、日頃から気になっていることであれば、「改善するために◯◯をしようと思っています」など、まずはスピーチのゴールを考えてから全体の流れを作るようにすると、分かりやすく話すことができるのではないでしょうか。
4月の季語であるランドセル、なのに夏に売れるという素朴な疑問
4月の季語ともされる「ランドセル」。
4月は、小学1年生が新品の大きなランドセルを背負って通学する姿がほほえましい季節でもありますよね。
そんなランドセルですが、最も売れるのは夏だと知っていますか?
夏に購入しても実際に使い始めるのは次の年の4月なのにどうして?と思うかもしれませんが、ここにはランドセルメーカーの戦略が隠されているそうです。
ランドセルといえば、祖父母から孫への入学のお祝いとして贈られることが多いですよね。そして、里帰りなどで、祖父母と接する機会が多くなるのは「夏」です。
そこに目をつけたランドセルメーカーが、ランドセルのコマーシャルを夏から積極的に行うようにしたところ、それがヒットして売り上げが伸び、ランドセル商戦は夏が本番になったのだとか。
最近では、各ブランドともさまざまな色やデザインのランドセルを扱うようになりましたが、人気の商品が早期に入手困難になることもあり、その動きにさらに拍車が掛かっているそうです。
ここで重要な点はランドセルが夏に「売れた」のではなく「売った」ということ。
売れる商品は、ただ自然と売れたのではなく、売る側の努力や戦略があるというところがポイントになるワケです。
この話はランドセルに限らず、とくに営業の仕事などでは応用できるところも多いと思いますので、自分なりのアレンジを加えて朝礼で話すようにしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:4月のスピーチは自分の紹介もかねていきましょう
今回は4月におすすめの朝礼ネタについて見てみましたが、いかがでしたか?
新年度を迎え、新しい顔ぶれや、新しい環境の中で話す朝礼スピーチ。
なんとなく緊張して落ち着かなかったり、ネタ探しに迷って話がまとまらなくなったりしてしまいがちですが、みんなの前で話す機会はそうそうありませんよね。
視点を変えると朝礼スピーチは自分の顔を知ってもらう良い機会でもあります。
ネタは身近な内容でも充分です。わかりやすく楽しく話して、これから始まる新しい職場での交流の足掛かりとなると良いですよね。
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