新緑がまぶしい5月を迎えました。新年度のあわただしさも少し落ち着いてきたころでしょうか。いろいろな環境の変化にも少しずつ慣れて、仕事や生活も軌道に乗り出す頃かもしれませんね。
そして一方では、あなたも、目まぐるしさの中で少しずつたまってきてしまった疲れが出て、心身ともに不調を感じているかもしれません。
今回はそんな5月に朝礼スピーチ当番がまわってきたときに使える、季節の朝礼スピーチネタ「5月編」についてまとめてみたいと思います。
5月の定番?!五月病の正体
新年度を迎え、新しい職場や、新しい仕事、新しい人間関係にもやっと慣れてくる5月。その頃になるとよく聞くのが、みなさんご存知の「五月病」です。朝礼スピーチのネタとしても定番かもしれませんね。
なんとなくやる気が出ない、体がだるい、疲れが取れない、などなど、心身の不調を感じている方も多くいらっしゃることでしょう。そんな五月病について、ここは少し掘り下げてお話しされてみてはいかがでしょうか。
多くの人が経験したことのある五月病。「病」とついていながらも、本当の病名ではないし、単に気持ちがたるんでるせいだ!なんて、安易に片づけられてしまうこともしばしば。もちろん、少し休んだり、自分なりの息抜きや、ストレス解消方法で、すぐに回復するということも多いかもしれません。
しかし中には、その症状が数か月も続くということも。
そんな場合は、精神的な病気にかかってしまっていることも考えられるのだとか。ですので、なかなか症状が改善しない場合は医師に相談する必要があるようです。
職場では人知れず悩んでいる人もいるかもしれませんので、通院が必要であることや、症状改善のために日ごろ手軽に行えること(規則正しい生活やバランスの取れた食事、適度な運動など)を紹介する形でスピーチするとよいかもしれませんね。
定番のゴールデンウィークネタ(たわいないことの方が面白い?!)
楽しかったゴールデンウィークの思い出を話してみるのもオススメです。
朝礼スピーチでそんなたわいのない話でいいの?なんて、疑問に思われるかもしれませんが、楽しい話題なら興味深く聞くことができますよね?!
話して楽しい話題というのは、聞く側にとっても楽しいものです。
ただ、気を付けたいのが「◯◯で△△をして、楽しかったです。」のように事実だけを述べてしまうと、なんだかちょっと幼稚な印象になってしまうという点。
ですので、あなたが感じたことや、考えたこと、気づきなどをプラスして、話を膨らませてお話しされると良いでしょう。
それもなかなか難しい・・・という場合には、「すごく楽しかったので、みなさんにもオススメしたいと思い、ご紹介しました」のような形で締めると良いですよ。なんとなく、ためになる話だったような印象になるという裏ワザです(笑)。
また、ほかの人がいつも固い話題ばかりで、たわいのないことは話しにくいという場合なら、「ゴールデンウィーク明けということで、なかなか社会復帰できない人も多いかもしれません。私もそうなので、ここはたわいもない話をしたいと思います」というように、先に宣言してしまうというのも使えるワザですね。
季節の雑学、母の日について
5月の第2日曜日といえば「母の日」ですよね。諸説あるようですが、母の日はアメリカで発祥したとされるのが最も有力な説のようです。
それでは、「母の日」について、以下に簡単にご紹介していきましょう。
アメリカで起きた南北戦争中、「母の仕事の日」として、女性を集め、敵味方関係なく負傷兵の救護を行った女性がいたのだとか。その女性の死後、その娘が、母が生前に日曜学校の教師をしていた教会で記念会を開催。その際に、母が好きだった白いカーネーションを祭壇に掲げたのだそう。
これがアメリカ全土に広がり、1914年に当時のウイルソン大統領が、5月の第2日曜日を「母の日」として制定しました。
亡き母に白いカーネーションを贈ったその娘の行為を受け、母が他界している場合は白いカーネーションを、母が健在であれば赤いカーネーションを贈るのが慣わしとなったのだそうです。
日常の忙しさの中で、ついつい忘れてしまいがちな親孝行ですが、朝礼スピーチでこんな雑学を紹介して、親孝行についてあらためて見直してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ:5月は慌てず焦らず、自分を見つめ直してみる良い機会に
5月にオススメの朝礼ネタを紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
新年度の忙しさもひと段落、楽しいゴールデンウイークも終わって、ホッとひと息されている方も多いこの時期。外のポカポカ陽気にも影響されてか、あなたも、なんとなく気が抜けてしまっているかもしれません。
そんな時は慌てず焦らず、この時期らしいネタで、自分を見つめ直してみる良い機会というふうに考えてみるのも良いかもしれませんね。
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