少しずつ陽の光も柔らかくなって、あたたかく感じられる日が増えてきましたね。
春は芽吹きの季節、春においしい野菜たちが、旬を迎えるのももうすぐ。
春の陽を浴びて芽吹く野菜たちは栄養も満点、その春の香りには季節が感じられて、サラダや天ぷらはもちろん、ふだんのカレーやパスタに少し加えるだけでも、春の彩りをそえてくれます。
今回はそんな春野菜を美味しく食べる方法や、人気の野菜の育て方など、初心者でも簡単にできる方法をいくつかご紹介していきましょう。
春野菜の代表といえば「山菜」
春に旬を迎える野菜たち。
寒い冬を越え、あたたかくやさしい春の日を浴びて芽を出す野菜たちは、春の香り高いものが多く、芽吹きのパワーが感じられて本当においしいですよね。
そんなおいしい春野菜ですが、どんなものがあるか知ってますか?
まず、春野菜の代表といえば「山菜」ですよね。たけのこ、山ウド、ふきのとう、タラの芽など、山菜採りなどに出かけられるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近はスーパーや直売所でも手軽に購入して楽しむことができます。
山菜はなんといっても、その独特の香りが魅力。旬の時期も短いので、春がきたらぜひ食べておきたいですね。
そのほかにも、新玉ねぎ、菜の花、春キャベツ、クレソン、アスパラガスなども春野菜の代表格として人気。
新鮮な香りと、みずみずしくしゃきしゃきとした歯ざわりを、サラダやおひたし、てんぷらなどで楽しまれているという方も多くいらっしゃることでしょう。
さらには、ちょっとクセのある行者にんにく、島らっきょうも春野菜のひとつなのだとか。美味しい季節にぜひ試してみたいところですね。
プランターで簡単に育てることができる野菜ベスト5
最近は家庭で野菜を育てているという人が結構いるかもしれませんね。
しかし、初心者が畑を一から耕して・・・と考えると、少々ハードルが高くてなかなか手がつけられないなんてことも。
そこで、せっかくの野菜たちの植え付けの季節である春を楽しむためにも、初心者でもプランターで簡単に育てることができる野菜を紹介してみたいと思います。
- ミニトマト
ミニトマトは病気にも強く害虫も付きにくいので育てやすい野菜です。
プランターで育てる場合は、大きめのプランターを用意して苗を植え、大きくなってきたら支柱で支えて育てます。
その後、実がなって色づいてきたものから収穫できます。
- ゴーヤ
夏の日よけなどとして栽培されている方も多いゴーヤは、プランターでもよく育ち、病気にも害虫にも強く初心者にもおすすめ。
苗を購入して大きめのプランターに植え、つる性なので、支柱にネットをはって栽培します。
小さい実が実り、大きさが20センチを越えるころが食べ頃になります。
- ハツカダイコン
小学校の理科の時間に育てた、なんていう方も多いハツカダイコン。
プランターを用意したら種をまばらになるようにまき、乾燥しないよう気を付けながら、芽が密集しているようなら間引きしながら育てます。
- シシトウ
シシトウもあまり大きく育たないので、プランター向きの野菜です。
苗を購入してプランターに植えて育てます。乾燥に弱いので水やりには気を付けながら育て、実がなったら早めに収穫しましょう。
- イチゴ
イチゴは秋に苗を植えて育てます。
葉や実が直接土とふれると傷んでしまうので、ワラなどを敷いて、保護しながら育てます。
花が咲いて実がなり、赤く染まったら収穫時期です。
春野菜のオススメの食べ方
おいしい春野菜、あなたはどんなふうに調理していますか?
ここでは簡単にできるおすすめの食べ方を紹介していきましょう。
- 天ぷら
なんといっても春野菜、特に山菜類たちは天ぷらが美味しいですよね!
タラの芽やふきのとうなどの天ぷらを食べ、春を感じながら、ああ、日本人でよかった〜なんて思うこともしばしば。
- サラダ
ウド(生でもOK)や、アスパラガスなどはサラダにして食べるとおいしいです。春野菜をプラスするだけで、いつものサラダが春のサラダに大変身。食卓に季節感がでてよいですよね。
生で食べられないものは一度さっと湯がいてから、サラダに追加したり、おひたしとして食べるのもオススメですよ。
- 素揚げ
山菜類やたけのこ、アスパラなど素揚げして使用するのもおいしいです。
さっと素揚げしてからカレーやパスタに彩りとして加えたり、サラダに追加したり、そのまま塩を振って食べたりと、シンプルなだけにそのおいしさもひとしお。ぜひお試しを。
まとめ:栄養面からも旬の野菜は旬の季節に食べることがオススメ
いかがでしたか?
もうすぐ春野菜の季節。寒さを乗り越えて育ってきた旬の野菜たちは、その味や香りに季節を感じるだけではなく、栄養面からみてもぜひその季節に味わっておきたいところですね。
ちょっとクセのある香りがおいしくてやみつきになってしまいそうな春野菜。
いつものレシピにちょっと加えて、季節の彩りを感じる食卓を演出してみてはいかがでしょうか。
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