ここ最近ようやくスマホを使いこなせるようになってきたアラフォー男子のボクです。
アラフォー世代からすると近頃のスマホというのは信じられないくらい多機能で高性能なものになってきていますよね。
そんなスマホですが、車をよく利用する方にとってはカーナビとしても使うことができるようになってきています。
あなたは車内でスマホを利用するときにどういった方法を実践していますか?
ハチロウ
カー用品店
ハチロウ
カー用品店
ということで、私はカー用品店のスタッフの言葉を信じて、スマホをカーナビとして使えるように車用のスマホホルダーを購入することにしました。
しかし、最近のスマホホルダーというのは種類が多くてどれを選べばいいのか分からない!という人もいることでしょう。
また、スマホを固定するためのホルダーには取り付け方などによって様々なタイプがありますので、自分の車に合ったものを選ぶことがベストです。
そこで、この記事では実際にいろいろな車用スマホホルダーを見てみた結果として分かった、おすすめのアイテムをご紹介していきたいと思います。
また、車にはスマホホルダーを取り付けても良い場所と悪い場所がありますので、そちらについてもぜひ知っておいてください。
サクッと流し読み
スマホを固定!カーナビとして利用するには
それではさっそくスマホを車内に固定して、簡単にカーナビとして使う方法をご紹介していきましょう。
まず、運転中にスマホを手に持って操作をするのは道路交通法違反にあたりますので、カーナビとして利用する際には必ず何かしらのアイテムでスマホを固定する必要があります。
そこで活躍をするのが、車専用のスマホホルダーです。
ちなみに一般的には車載ホルダーともいわれていますので、この記事で車載ホルダーといったら車用スマホホルダーのことを指していると思ってください。
さて、そんなスマホ用の車載ホルダーには取り付け方によって5つのタイプがあります。
そこで、まずは車載ホルダーのタイプとそれぞれを選ぶメリット&デメリットというものを見ていきましょう。
タイプごとのメリットとデメリットを理解しておかないと、買ったあとに「ちょっと違ったなぁ」という風に残念な思いをしてしまいますので、要チェックな項目となっています。
スマホを車内で固定する5つの方法とそれぞれのメリット&デメリット
- エアコン吹き出し口装着タイプ
- マグネットタイプ
- CDスロット取り付けタイプ
- クリップ式吸盤タイプ
- 滑り止めマットタイプ
車の中でスマホをカーナビとして利用する際には、上記のような5つのタイプのスマホホルダーを使うことになります。
それぞれ良いところと悪いところがありますので、その特徴をまずはご覧になってみてください。
・エアコン吹き出し口装着タイプ
もっとも一般的なタイプがこちら、エアコンの吹き出し口に装着をするスマホホルダーです。
取り付けも簡単なので誰でも気軽に利用し始めることができます。
カーナビとしてスマホを利用するとデータ使用量が多くなるため、本体が熱くなりがちですが、夏場であればスマホ本体にエアコンからの冷気を当てることが出来るというメリットがこのタイプにはありますね。
ただし、逆に冬場であれば暖房を付けるため、余計にスマホが熱くなってしまうというデメリットが考えられますので一長一短といったところでしょうか。
しかし、やはりこのタイプの商品が一番出回っている数が多いので、デザインやスマホの大きさなどを考慮して選ぶ際には、もっとも選びやすいタイプと言えるかもしれません。
・マグネットタイプ
マグネットタイプのスマホホルダーは、取り付ける場所を選ばないというのが良いところとして挙げられます。
また、固定力という面においても優れているため、安定性は抜群です。
ただし、スマホ本体に磁石を貼り付ける必要があり、剥がす際に跡が残るというデメリットがあります。
そのため、スマホをキレイに使いたいという方にはあまり向いていないタイプかもしれません。
・CDスロット取り付けタイプ
こちらは純正のCDスロットが搭載されている車におすすめのタイプです。
スマホホルダーがCDを入れるところにスポッとはまりますので、安定感という意味では抜群の効果を発揮してくれます。
ちなみに「CDを入れる部分に取り付けると、音楽を聴くときに不便になのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、それはもうアラフォーの考え方です。
なぜなら、音楽を聴くのであればスマホを利用すれば良いわけですから、ある意味カーナビと一緒に操作ができて一石二鳥のタイプと言えるでしょう。
実際、運転中にCDを入れ替えるよりスマホの方がタッチひとつで音楽が掛けられるのでよっぽど安全かつ楽です。
まだCDで音楽を聴いているよ、というアラフォー世代の方々は、ぜひこの機会にカーナビもオーディオもスマホ1台で済ませるようにしてみてください。
・クリップ式吸盤タイプ
こちらは吸盤を使ってダッシュボードなどにホルダーを固定して使うタイプです。
車にもスマホにも跡が残らないので、両方ともをキレイに使いこなしたいという方にはおすすめのタイプと言えるでしょう。
売れ筋スマホホルダーアイテムのランキングでも上位に来るのがこちらのタイプですので、オレンジスマホホルダーを購入する際にはまずこのタイプを選べば間違いないかと思います。
ただし、使い続けていくうちに段々と吸盤が弱くなってきてしまうというデメリットがありますので、その点は理解したうえで選ぶようにしてください。
なお、古くなった吸盤は汚れを落とすと効果が復活するといわれています。
・滑り止めマットタイプ
取り付けがもっとも楽なタイプとしては、こちらの滑り止めマット型のスマホホルダーがおすすめです。
運転席の目の前でも助手席側のダッシュボード上でも、マットを置いてそこにスマホを取り付けるだけで使えますので非常に簡単です。
ただし、その手軽さから固定力・安定性という面では5つのタイプ中でもっとも劣るタイプといわざるを得ません。
そのため、オフロードなどではほとんど使えませんので、アウトドアによく行く方などはあまり選ばない方がいいでしょう。
ご覧のように車用のスマホホルダーとしては、主に上記の5つのタイプがあります。
なお、ほかにもドリンクホルダーに差し込んで使うタイプのアイテムなどもあり、その形状は実に様々です。
自分の車にはどのタイプがベストなのか?また、普段どういった形で車を利用するのか?という部分を考えたうえで、スマホホルダーを選ぶようにすると失敗がなくていいかと思いますので参考にしてみてください。
スマホをカーナビとして使うのと純正カーナビどっちが便利?
ここまで、スマホをカーナビとして使うための車載ホルダーについてご紹介してきましたが、そもそもスマホをカーナビとして使うのと純正のカーナビを使うのとでは「どちらが便利なのか?」というのも気になる部分ですよね。
結論としては、最近においてはスマホの方が断然に純正カーナビよりも優れているということが言えるのですが、その理由をいくつかまとめましたのでご覧ください。
<スマホをカーナビとして使う利点>
- 純正カーナビより安く取り付けられる
- スマホの方がアップデートする必要がないため最新の道路情報を得やすい
- 操作が簡単で運転の安全度が高まる
スマホをカーナビとして使った方が、純正のカーナビを使うよりも良いという点を上記にまとめましたが、それぞれについてもう少し詳しく掘り下げていきますのでぜひ参考までにチェックしていってください。
スマホをカーナビとして使った方が専用カーナビを買うより安い
入り組んだ道が多い都心部をドライブする際や旅行先などで活躍をするカーナビですが、純正の専用カーナビを購入しようとすれば確実に数万円はします。
しかし、スマホをカーナビとして利用する分には、スマホホルダー代くらいしか掛かりませんので、圧倒的にスマホをカーナビ代わりにした方がお得です。
ちなみに、スマホホルダーの平均価格というのは「だいたい2,000円~3,000円」くらいです。
カー用品としては低価格な部類に入ると思いますので、すぐにでも購入できそうな金額ですよね。
このことからもわざわざ高いカーナビを購入するくらいであれば、自分のスマホにカーナビアプリを入れた方がよっぽど経済的ということが分かっていただけるかと思います。
ただ、長時間の運転をするという方にとっては、カーナビとしてスマホを使い続けると通信料が高くなりそう…といった懸念があるかもしれません。
また、スマホホルダーのタイプによってはスマホに磁石やグリップの跡が付いてしまうことも考えられ、あまりメインのスマホをカーナビに使いたくないという人もいることでしょう。
そんな方におすすめの方法が、不要となったスマホにカーナビアプリを入れて、ポケットwifiなどで稼動させるというもの。
もはや数万円をかけてカーナビを購入する必要がなくなりますので、
- 車をよく利用する
- 旅行に行く頻度が高い
- 外回りなどで知らない土地に行く回数が多い
といった方であればぜひともこの方法を実践してみてください。
ポケットwifiはメインのスマホにも利用できますので、トータル的に考えると経済的だと思います。
スマホの方がアップデートする必要がないため最新の道路情報を得やすい
スマホのカーナビアプリというのは、基本的にアップデートをする必要がなく、いつでも最新の情報を得られるところが良い部分です。
これが純正の専用カーナビの場合は、アップデートをしたりする必要がありますのでやや手間が掛かってしまいます。
また、アップデートがされていない純正の専用カーナビを使っていると新しく出来た道などが表示されず非常に不便です。
こうしたことを考えても、やっぱりスマホをカーナビ代わりにした方が賢いと言えるでしょうね。
スマホの方が純正のカーナビより操作が簡単で運転の安全度が高まる
そして最後に一番大切な部分なのですが、従来の純正カーナビよりスマホの方が操作性に優れているため、運転の安全度が高まるというのも覚えておきたいポイントです。
スマホの場合は目的地を入力するのも画面を拡大するのも簡単におこなえますので、操作スピードが早く、画面に気を取られる時間が短くてすみます。
そのため、従来のカーナビを利用するよりもよっぽど安心安全だと考えられますので、ぜひともスマホをカーナビ代わりに使うことをおすすめしたいですね。
さて、こうしたいろいろな理由からスマホをカーナビ代わりに使っている人が増えてきているわけですが、ここから先は実際に販売されている車用のスマホホルダーをご紹介していきたいと思います。
前述したスマホホルダーのタイプごとに商品をご覧いただけますので、ぜひご自分の車や利用環境に合わせて最適なアイテムを見つけてみてください。
おすすめの車載ホルダー10選【スマホをカーナビに利用】
・エアコン吹き出し口装着タイプ
こちらのアイテムはエアコンの送風口とスマホの両方に対して傷を付ける恐れがない加工がされた、最先端かつコンパクトサイズのスマホホルダーです。
ワンタッチでスマホが装着できて、さらに取り外しも楽な部分がおすすめのポイントとなっています。
エアコンの送風口に装着させるタイプのスマホホルダーは、従来のものであれば安定性に欠けるというのがデメリットだったのですが、この商品ではがっちりとしたホールド力が実現されています。
おすすめ車載ホルダー②「車用スマホホルダーエアコン吹き出し口差し込みタイプ」
スマホのサイズや縦向き横向きを気にせず利用できるのがこちらのスマホホルダーです。
最大の特徴はとにかく安いところで、1,000円以下のアイテムとしては非常におすすめの商品となっています。
また、エアコンの送風口の形を選ばないので、ほぼすべての車種に利用することが可能です。
実際のレビューを見ても高評価が揃っていますので、ためしに買ってみようかなという人にもおすすめです。
おすすめ車載ホルダー③「【360°回転】車載ホルダー」
こちらはスマホをロックした状態で360度回転させることができて、画面がとても見やすいというのが特徴の車載ホルダーです。
大型のスマホにも対応しているため、どんなスマホにも使うことができます。
また、ホルダーにスマホを取り付けた際に、スマホ本体下部を遮らない設計となっているためカーナビを利用したまま充電をすることが可能です。
これなら電池を気にせずにカーナビとして使えますので、長距離のドライブにもぴったりですね。
・マグネットタイプ
おすすめ車載ホルダー④「ピカピカレイン マグネットスマホホルダー」
強力なマグネット効果によってスマホを挟むのではなく、磁力で貼り付けることでがっしりと固定させることが出来るホルダーです。
スマホの背面に専用のマグネットを取り付け、ホルダー本体に装着することで利用することができます。
ホルダーは360度回転できるようになっていて、車の中だけでなくオフィスや自宅などでもスマホスタンドとして使うことが可能です。
車内であればダッシュボードはもちろんのこと、車の側面などにも付けることができますので、場所を選ばないという面でも便利な商品と言えますね。
おすすめ車載ホルダー⑤「mag-tekスマホホルダー」
どんな悪路であってもスマホとホルダーがズレ落ちることがないという、強力な接着能力を持っているのがこちらの商品の特徴です。
また、垂直面にも取り付けることが可能で、オレンジ自分が見えやすいところに装着できるというのも非常に便利なところと言えるでしょう。
いろいろなメディアにも取り上げられた実績があるアイテムですので、ぜひとも自分の車にてその性能の高さを実感してみてください。
・CDスロット取り付けタイプ
おすすめ車載ホルダー⑥「iOttieスマホホルダー」
NYでオリジナル米国特許デザインを受賞したスマホホルダーです。
全米において毎月約100,000台を売り上げているというヒット商品で、日本でも注目をされているアイテムとなっています。
装着方法はCDスロットに専用部分を差し込むだけで、画面の角度は好きに調節することが可能です。
独自のホールド力によってスマホ本体への負担が少なく、車内中央部分にすっぽりと収まる仕様がおすすめのポイントと言えます。
・クリップ式吸盤タイプ
⑦「オートホールド式 吸盤スマホホルダー」
吸盤式のため取り外しが自由自在で自宅用スマホスタンドとしても使えるのがこちらの商品の特徴です。
最小幅3.6から6.8インチまで対応で、アーム部分が6cmほど伸縮するというのも使い勝手のいいところ。
運転中に見やすいところへ画面を持ってこられるので、逐一カーナビ画面を確認したいというドライバーの方にもおすすめです。
また税込み価格が1,000円以下というのも特筆すべき点で、試し買いがしやすいアイテムとも言えるでしょう。
おすすめ車載ホルダー⑧「PHILIPS 吸盤式スマホホルダー」
こちらは吸盤式の取り付け方に加えて、クリップによる装着もできる2ウェイタイプのスマホホルダーです。
吸盤式の威力もすごく、7キロのボウリング球を装着しても外れないという優れもの。
また、アームが伸縮自在で角度調整も思いのままというところがおすすめのポイントとなっています。
どんなところにでも装着ができますので、自分の好きなところにスマホの画面を持ってくることが可能です。
・滑り止めマットタイプ
おすすめ車載ホルダー⑨「SE ER-ASPST スマホホルダー」
ダッシュボードに置いて利用するタイプの、滑り止めマットスマホホルダーです。
マットに設定された間隔に従って、スタンドを立てることができます。
装着する際の手軽さで言えばナンバーワンと言え、さらに自宅やオフィスでのスマホスタンドとしても使いやすいアイテムです。
シリコン素材と裏面の凹凸によって、スマホをしっかりと車体に固定してくれます。
おすすめ車載ホルダー⑩「BigGardenスマホ用ホルダーマット」
垂直方向にもスマホを固定させることが可能な滑り止めマットです。
カーナビ代わりにスマホを利用する際にも使いやすく、さらに600円程度というお手頃な価格がおすすめのポイントとなっています。
滑り止め用マットはほかのタイプと違って、車やスマホに対するダメージが少なく、両方をキレイに保てるところが魅力的な部分ですね。
スマホをカーナビ利用する上で知っておきたい【ホルダーを固定して良い場所】
ここまで、スマホをカーナビ利用する際に便利なホルダーについてご紹介してきましたが、実は車にはいろいろな規則があるため、スマホホルダーを装着しても良い場所とダメな場所というのがあります。
そこで、道路交通法やその他のルール違反にならないためにも、スマホをカーナビ利用する際に必要な知識を最後に確認しておきましょう。
スマホをフロントガラスに取り付けるのは違反ではないのか?
ご紹介してきたおすすめアイテムの中には、実はフロントガラスにスマホを取り付けることが可能なタイプのものもあります。
しかし、これは道路交通法としてOKなのかどうか?というのが気になる部分でもありますよね。
ちなみに、先に結論を申し上げるとフロントガラスにスマホを直接取り付けるのは道路交通法違反もしくは国土交通省の保安基準に抵触する可能性が高く、あまりおすすめは出来ません。
というのも、車を運転する際には運転者から見て前方また左右が直接目視できるようになっていないといけないのですが、スマホをフロントガラスに取り付けるというのはこの「前方視界基準」「直前直左視界」というルールに反する行為と見なされる場合があるからです。
- 自動車の直前2mにある、高さ1m×直径0.3mの円柱(6歳児を模したもの)を、鏡等を用いず直接確認できること。 (左ハンドル車は左右逆に解釈)
- 自動車の前面および左側面に接する、高さ1m×直径0.3mの円柱を、直接または鏡・画像等により視認できること。(左ハンドル車は左右逆に解釈)
第21条 自動車の運転者席は、運転に必要な視野を有し、かつ、乗車人員、積載物品等に
より運転操作を妨げられないものとして、運転者の視野、物品積載装置等との隔壁の構
造等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。
こうしたことからもフロントガラスに直接ホルダーを設置してスマホを利用することはあまりおすすめできません。
そのため、出来ればご紹介したアイテムはダッシュボードに取り付けて使用するようにしましょう。
ちなみにダッシュボードに取り付けるのは確実にOKなのかというと、これまたちょっとグレーな部分ではあるのですが…。
というのも、ダッシュボードからどれくらい上にスマホ(視界を遮る障害物)がくるのかによってOKなのかNGなのかが違ってくるのです。
ただし、実際には普通のスマホくらいのサイズであればダッシュボード上に置いてあっても咎められることはありません。
(車検には通らない可能性があるので車検時には取り外しておくのがベター)
つまり、ここまでをまとめると
- フロントガラスに直接スマホを装着するのはNG
- ダッシュボードよりもはるかに高いラインに装着するのもNG
- ダッシュボードからスマホ1台分くらいの高さであればOKと見なされることが大半
- ダッシュボードより低い位置であれば何も問題はない
ということになります。
こうしたルールを守って賢くスマホをカーナビ代わりに使ってもらえればと思いますので、どうぞ覚えておいてくださいね。
総括
スマホをカーナビとして使うため車内に固定する上で、おすすめの商品や覚えておきたいルールをご紹介してきました。
最近のスマホには高性能のカーナビアプリがたくさんリリースされているので、これを利用しない手はないわけですが、ご覧いただいたように設置する際には置く場所を考えて使用する必要があります。
もちろん、ルールさえ守ればスマホは非常に便利なカーナビツールとして使えますので、ぜひともご覧いただいたおすすめのスマホホルダーを購入して快適なドライブに役立ててみてください。
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