こんにちは、夜勤明けにくたびれて帰っていたら駅前で職務質問を受けたアラフォー男子です。
そんなに危なそうな顔をしていたかな…?
さてさて、先日仕事で新宿まで訪れた際、街中で立て続けに「8888」というナンバープレートの車を見かけました。
少し昔には都市伝説的な感じで「8888」はちょっと怖い人が乗っている車、といったイメージがあったりもするのですが、実際には普通の方々が「8888」というナンバープレートを選んでいて、しかも人気だそうです。
ハチロウ
ちょっと怖そうな人
ハチロウ
ちょっと怖そうな人
ちょっと怖そうな人が何かを呟きながら去っていきましたが、たしかに「8888」というナンバープレートを付けている人たちが全員怖そうな人というわけではないように思えますよね。
そこで、ここでは車のナンバープレートとして人気の数字「8888」を選ぶ理由など人気の度合いをリサーチしてご紹介していきます。
見た目?エンジェルナンバー?それともほかの理由?
ぜひ、「8888」に込められた本当の意味を知っていってください!
サクッと流し読み
「8888」ナンバーは全国的に人気のナンバー
それではまず、「8888」ナンバーの車についてありがちな誤解から解いていきたいと思います。
もしかしたら最近の車離れ著しい若者は知らないかもしれませんが、アラフォー世代からすると「8888」というナンバープレートを付けている車を見かけたら、なんとなく「ちょっと怖そうな人が乗っている車」といった印象を受ける方も多いのではないでしょうか?
もちろん地域差があるとは思いますが、筆者の住む東京ではけっこうポピュラーな都市伝説だったように感じられます。
こうしたことをお話すると、「8888」というナンバーにちょっとネガティブな印象を受けてしまうかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。
そもそも「8888」は全国的に人気のナンバーで、希望抽選ナンバーに登録されている数字列でもあるのです。
2017年度5ナンバーの登録車ナンバープレートランキング
- 1位:2525
- 2位:1122
- 3位:1
- 4位:8
- 5位:1188
- 6位:3
- 7位:8888
- 8位:123
- 9位:1010
- 10位:1001
ご覧のように全国の5ナンバーのカーオーナーから、7番目に支持されている数字が「8888」です。
当たり前ですが、これだけ多くの8888ナンバーの所有者が怖そうな人なわけありませんよね。
というわけで、「8888」ナンバーの車というのは、もっと別の理由で人気があるということになります。
【補足】「8888」がヤ○ザの乗る車というのは都市伝説
そもそも「8888」ナンバーの車はヤ○ザの車といった話は都市伝説であり、理由も「ヤ○ザの頭文字・ヤ=8」が並んでいるからといった突拍子もないものです。
しかも、車の番号を希望通りに登録することができるようになったのは1999年からです。
平成で言えば11年のことですから、そんな前時代的な理由で「8888」を付けているかといわれればそうではありません。
さらに、冒頭に登場した「ちょっと怖そうな人」が呟いていたように、ヤ○ザの大半が「8888」ナンバーにしていたとしたら「検挙しやすい」ことこの上ないことです。
また、実際に「8888」ナンバーがヤ○ザやそれに似たような人たちばかりが付けていたとしたら、それこそ職務質問の嵐にあってしまいます。
それこそデメリットしかありませんので、巷に出回る怖そうな人は「8888」ナンバーの車に乗るという説はデマということになるわけです。
「8888」が多くの人から車のナンバープレートに選ばれている理由は?
それではどうして「8888」というナンバープレートを付けている車をよく見かけるのか?
また、「8888」がどうして人気なのか、その理由について見ていきましょう。
まず、「8888」ナンバーというのは「パッと見たときに認識しやすい」という部分があります。
そのため、やたらと目に付くような錯覚に陥っているということも言えるでしょう。
たとえば、世の中には「53-19」(適当なナンバー)などの、なんでもないナンバープレートを付けている車がたくさんあります。
しかし、こうした番号というのはパッと見ただけで「あんまり覚えやすくはない」ですよね。
そうしたとき、やっぱり「8888」という数字列はとても印象に残りやすく、目に入りやすいようになっているということが分かります。
このように、「認識しやすい」という部分が、愛車を自慢したいカーオーナーからすると「もっと自分の愛車を見て欲しい」という気持ちに繋がり「8888」を選ぶ理由のひとつになっているようです。
また、「8888」というのは幾何学的な造形美としても非常に秀逸な見た目をしています。
そもそも「8」というのは左右上下対照の数字です。
こうした数字・形は人間の脳の中で「なんとなく美しく感じ、そしてしっくりと来る」ように出来ています。
そんな「8」を並べた「8888」という数字列は、自然に人間が好む造形をしているものと言えるでしょう。
しかし、「なんとなく見た目が良い」という理由だけではやはり人気上位のナンバーにはなりません。
そこで、もう少し「8888」ナンバーが人気の理由を深堀りしていきたいと思います。
ここからはちょっとスピリチュアル・メンタル・宗教・風水的な要素が強めになっていきますが、きっとタメになる話もありますのでどうぞご覧くださいませ。
「8」は宗教的・風水学的に縁起が良い
まず、「8」という数字は宗教的・風水学的に縁起が良いとされています。
日本や中国、さらにはヨーロッパ各地など至るところで「8」を大事に扱っている地域はたくさんありますので見ていきましょう。
日本での「8」
日本でも漢数字に変換したとき、「八」は末広がりで見通しがよく幸先が良いとされていますよね。
車を運転する上で「見通しがいい」というのは、事故防止に繋がりますので非常に縁起が良い数字と言えます。
また、仏教や風水学発祥の地・中国では「8」は最高に縁起の良い数字として知られています。
風水学的な「8」
風水学的に「8」は八角形と関連付けられるのですが、風水占いをする際に用いる風水盤というのは八角形です。
これは「8」という数字は万物の創造・宇宙の始まりを意味していると考えられ、さらに八方向(東西南北に加えて、北東・北西・南東・南西)すべてを見通すことができて、周囲から自分を守る役割を担っているという概念から生まれました。
ちなみに八方向からの運気を真ん中に集中させるという意味でも、八角形というのは重宝されているようです。
仏教(中国)での「8」
仏教でも「8」は非常に大切に扱われている数字なのですが、これは開祖であるお釈迦様が入滅した際、その亡骸を火葬し8つの周辺国へと分け与えたことが理由とされています。
中国がまだ分裂していた時代に、お釈迦様の亡骸を8つに分けて配ることで、中国全土に仏教を広めたという記述は仏教の原始経典にも残っているようです。
西洋・数秘術での「8」
西洋ではやはりキリスト教の影響が大きく、「8」という数字は復活・再生を意味する数字として扱われています。
この理由として、まずキリスト教の教えでは「この世界は神様が7日間で造ったもの」とされています。
そのため、「7」という数字が完結を意味していて、その続きにあたる「8」は新しいものが始まる数字として捉えられているというわけです。
ちなみにキリストが復活後、8日目に弟子トマスの前に姿を現したという部分も重なり、「8」は聖なる数字として崇められています。
また、スピリチュアルの世界には「数秘術」という概念があるのですが、この数秘術の中でも「8」は神聖な数字として扱われていて、「栄光」を司る数字となっています。
「8888」はエンジェルナンバー
さて、「8」という数字の神秘性について触れてきましたが、本題は「8888」ですよね。
そこで、あなたはエンジェルナンバーという言葉をご存知でしょうか?
エンジェルナンバーというものを簡単に説明すると、
偶然視界に入ってきた「なんとなく覚えやすい・並びがいい数字」は天使からのメッセージ
という、なんともスピリチュアル感が満載な概念なのですが、実はけっこう世界的には有名なものなのです。
ちなみに「8888」という数字はエンジェルナンバーとして非常にポピュラーなものでもあります。
「8888」というエンジェルナンバーには、
「経済的成功が約束される。新しいスタートを切る時期。自分の思考を信じて迷わず進み続けるべきタイミング」
といった意味があるそうです。
なんだか、これまでに説明してきた「8」との関連性も若干あるような気がしてきましたね。
もちろん、これはスピリチュアルの世界の話ですから、すべての方を対象としているのかどうかは分かりません。
ただ、上記のようなパワーを持っている(とされる)エンジェルナンバー「8888」を、わざわざ「自分の愛車に付ける苦労」をするくらいのカーオーナーであれば、きっとそのパワーを享受できるのではないでしょうか。
つまり、それだけ車のことを大切に考えていれば、実際に車を傷つけないような安全運転をするでしょうし、そのことで事故を防止できたり、長い期間に渡って乗ったりすることができるようになるということですね。
新たなスタートを切るときのための、幸先の良い数字として「8888」は挙げられているわけですので、ぜひ新車を購入するときには希望ナンバーとして申請してみてはいかがでしょうか?
「8888」は全国一律で抽選ナンバー
ちなみにここまで、非常に運気の良い数字として「8888」という数字をご紹介してきましたが、実際に車のナンバープレートに採用する場合どうしたらいいのか?
そんな疑問についても簡単に説明していきたいと思います。
まず、車のナンバープレートを変更・希望の番号に申請できるタイミングというのは以下の通りです。
- 新規検査を行う場合
- 管轄変更を伴う名義変更又は住所変更を行う場合
- 現在のナンバープレートが破損、汚損した場合
つまり、新車購入や車検の時期、引越しなどの際にナンバープレートは変えることができるということですね。
希望ナンバーの申請というのは簡単で、所轄の陸運局や近くにあるナンバーセンターで申し込むことができます。
しかし、実は「8888」というのは冒頭でもご紹介したように全国的に人気のナンバーであるため、抽選制となってしまっているのです。
ある程度まとまった人数の「8888」希望者の中から、抽選で選ばれた人しか付けられないということですね。
うーん、残念。
ただ、それでも「8888」を希望したいのであれば、インターネットからでも申請を出すことができます。
こちらのサイトなどを参考にしてみてください。
希望番号申込サービス
(一般社団法人 全国自動車標板協議会)
通常の希望ナンバーよりも若干日数が掛かってしまいますが、それだけ人気ということですので、ぜひ頑張ってみてはいかがでしょうか。
総括
車のナンバープレートでよく見かける「8888」という数字についてご紹介してきました。
怖そうな人が乗っているという噂はデマであり、実際には一般の車好きの方から多く支持されている番号であることが分かってもらえたかと思います。
しかし、その分取得するには抽選制で選ばれる必要があるわけで、「8888」ナンバーの車をゲットするのはちょっと難しいように感じられるかもしれません。
ただ、もしもその抽選に見事当選することができたのなら、本当に幸運な車に乗ることができるかもしれませんので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
あら!なんにも知らないんですね。8888は、中国人が好む番号です。中国では8888ナンバーは1000万円払ってでも買うナンバーですよ。富裕層が競って買い漁るナンバーです。大体黒いメルツェデスの500シリーズですね。中国人の品の悪い感じの人が好むので、日本人だとヤクザ関係の人と趣味趣向が一緒なんですよ、そのせいですね。
【補足】「8888」がヤ○ザの乗る車というのは都市伝説→都市伝説じゃないですよ
販売店の営業マンなどが、あらゆる手を尽くして、8888を取得していたんですよ