暑い夏がやってくると海やプールに行きたくなる方も多いと思いますが、赤ちゃんを連れて一緒に海水浴するのは手間もかかりますし、親にとっては大変な面もありますよね。
しかし、海辺や砂浜は赤ちゃんにとってさまざまなメリットがある絶好の遊び場でもあるので、ぜひ連れて行ってあげたいものです。
初めて赤ちゃんを連れて出かける方のために、今回は、いつから赤ちゃんを海水浴に連れて行くことができるのか、そして、脱水や日焼け対策などオススメの海対策をご紹介してみたいと思います。
赤ちゃんの海水浴っていつから?
赤ちゃんはいつから海水浴ができるのかということですが、安心して連れていけるようになるのは2~3歳ごろだといわれています。
まず、生後2か月未満の赤ちゃんは体力や免疫力、そして、皮膚のつくりが弱いため、プールや湖などの水に浸かることは避けたほうが良いそうです。
そして、6か月~12か月までは、体温調節がうまくできないので、大人よりも水温が冷たいと感じて体調を崩してしまう赤ちゃんが多いため、できれば海水浴は避けたほうが良いのだとか。
さらにいうと、オムツがまだはずれていない段階なら、もしオモラシしたりすると周りの方に迷惑かけることもあるかもしれませんし、海水の雑菌などが体に入り込み感染症になりやすいことも考えられるので、海水浴は避けたほうが良いでしょう。ただ、最近は海やプールで使えるオムツもありますので、工夫次第ですね。
あと、海辺で気を付けなければいけないこととしては、紫外線の強さがあります。
先ほど赤ちゃんは皮膚が弱いことをお伝えしましたが、海辺は普段住んでいる住宅の周りなどと違って、直接日光に当たる部分と海面に反射する分と、二重に日光を浴びてしまうことで日焼けしやすいといわれています。
加えて、周りに建物などの障害物がないので、日陰が少なく、服を脱いでいることが多い状態では、いつもよりも紫外線を浴びやすいのは想像がつきますよね。
赤ちゃんは大人に比べて「真皮」の厚みが半分ぐらいしかないため、皮膚自体が薄くデリケートです。そのため、こうした強い紫外線のダメージを受けてしまうと“水ぶくれ”や赤く腫れて皮膚がめくれてしまったりすることも正直多いですし、ひどい時だと熱を出してぐったりしてしまうことさえあります。
こうした理由から、赤ちゃんは早くても海水浴は生後7か月~8か月を過ぎてからで、できれば2~3歳など、オムツが取れて自分で意思表示ができる頃が望ましいと言えるでしょう。
海に行く前にお風呂のシャワーやビニールプールなどで水遊びをしながら徐々に慣れさせてからにすると良いかもしれませんね。
ママも海辺の脱水症対策や日焼け対策を
海水浴などで水に入ると、思ったよりも汗をかいているのに、楽しさのあまり、喉が渇いても水分補給を忘れがちになります。
そのため、ママも1時間ぐらいを目安に、こまめな水分補給を忘れずにするようにしましょう。
また、脱水症状のおそれがあることに加え、暑い夏に強い紫外線を浴びることも考えられますので、スイカなどの果物を持参したり、持っていく飲み物をオレンジジュースなど、ミネラル、ビタミン、水分を同時に補給できるものにするのがオススメです。
紫外線対策としては、日焼け止めを塗るだけではなく、帽子をかぶったりラッシュガードを着たりするなどの対策も必要です。
ラッシュガードは水着の上からでも羽織ることができるパーカーのようなもので、ラッシュガードを着ることで簡単にUVカットができますし、水に濡れても短時間ですぐ乾くナイロンやポリエステルなどの素材でできています。
子どもと長時間海辺の砂浜などで遊ぶ場合でも日焼けを気にせず安心して過ごすことができるのでオススメですよ。
まとめ:「シッカリ対策」で赤ちゃんと思いっきり楽しみましょう
今回は、赤ちゃんがいつから海水浴に行くことができるのか、そして、ママの紫外線対策としてはどんな対策がオススメなのかということについて、ご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんや年齢の低い子どもを連れての海水浴は、脱水症状の恐れや紫外線対策など注意点がいくつかありますが、しっかり対策して楽しみましょう。
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