こんにちは、自宅でDIYをするのが趣味になってきたアラフォー男子です。
自作の棚などを日曜大工で完成させると意外と気分がいいものですね。
そんな私ですが、車でのドライブも趣味のひとつです。
ただ、先日どうも車の調子が悪かったのでディーラーに持っていったところ、エンジンオイルの交換をしばらくしていなかったことに気付きました。
ハチロウ
ディーラー
ハチロウ
ディーラー
エンジンオイル交換の値段があまりにも高く感じた私は、いったん車で自宅に帰りエンジンオイルの交換に掛かる費用の相場を調べることにしました。
なるべく安くエンジンオイルを交換できる場所、自分でも出来るのかどうか…。
いろいろなことを調査した結果、エンジンオイル交換の値段は場所によってマチマチだということが分かりました。
ここでは、そんな私が調べたエンジンオイル交換の値段についてをご紹介していきます。
ぜひ、お得にエンジンオイルを交換したいという方はご覧になっていってください。
サクッと流し読み
エンジンオイルの交換に掛かる値段は?そもそもエンジンオイルって?
まず私が調べた結果としてですが、一般的な車であればエンジンオイルは1リットルあたり1000円程度というのが相場です。
この1リットルあたり1000円という相場に、ディーラーやガソリンスタンドの工賃を含めたものが「エンジンオイル交換の値段」ということになります。
ただ、エンジンオイルというのは車種によって入るオイルの量などが違いますので、自分の乗っている車の車種やオイルのグレードによって値段が異なってくることを理解しておきましょう。
なお、「なぜエンジンオイルを交換する必要があるの?」「いつエンジンオイルを交換したらいいの?」という初歩的な質問については下記にまとめましたのでご覧ください。
- 冷却作用…エンジンが稼動することによる熱を冷却してエンジンシステム自体を守ります。
- 密封作用…ガソリンが燃焼・爆発を繰り返すことによるエネルギーを効率よく車に伝えるために、機械同士の細かな隙間をオイルが埋めています。
- 防錆作用…エンジン内部のパーツを水分による錆化から守ります。
- 潤滑作用…エンジンパーツ同士が接触する部分を滑らかにして、金属の疲労・劣化を防いでいます。
- 分散洗浄…エンジン内部に溜まるスラッジやカーボンを油分で分解して洗浄効果を生み出しています。
標準走行の場合
- ガソリン車(ターボ車を除く)…「15,000kmまたは1年」
- ガソリンターボ車…「5,000kmまたは6ヶ月」
- ディーゼル車…「5,000km~20000kmまたは半年~1年ごと」
- ガソリン車(ターボ車を除く)…「7,500kmまたは6ヶ月」
- ガソリンターボ車…「2,500kmまたは3ヶ月」
- ディーゼル車…「2,500km~10,000kmまたは3ヶ月~1年ごと」
- 軽自動車…2.5リットル
- ~1000cc…3リットル
- ~2000cc…3.5~4リットル
- ~3000cc…4~6リットル
- それ以上…6リットル~
エンジンオイルが劣化すればエンジンパーツの故障・破損の原因となり、最悪の場合は車自体が動かなくなってしまうわけですね。
そのため、エンジンオイルというのは適正なタイミングで適正な量を交換しなければいけません。
しかし、エンジンオイルの交換費用というのはどこでおこなうかによって値段が変わってきます。
そこで次に、エンジンオイルの交換をおこなってくれる場所と、それぞれの特徴や値段をご紹介していきたいと思います。
ディーラー、ガソリンスタンド、カー用品店でエンジンオイルを交換した場合の値段
ここでは、ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店といったそれぞれの場所でエンジンオイルを交換した場合の相場をご覧いただきます。
もちろん地域や各店舗によっても値段は若干異なりますので、おおまかな平均として参考にしてみてください。
ディーラー(およそ4,500円~9,000円)
自分の車を買ったカーディーラーに持っていってエンジンオイルを交換するというのは、値段を考えなければ1番ベストです。
やはりその車を熟知したスタッフが対応してくれますので、安心感が違います。
また、エンジンオイル以外の点検もできますので、車を長持ちさせたいのであればディーラーでの定期点検がおすすめです。
ただ、ディーラーに車を持っていく場合はたいてい予約が必要となります。
もちろんいきなり行ったとしても多少時間を待てば対応してくれる可能性がありますが、ちょっと出かけた際のついでにエンジンオイルを交換するというのには向いていません。
なお、予約をしていた場合におけるディーラーでのエンジンオイル交換に掛かる時間は30分程度です。
ガソリンスタンド(およそ2,500円~6,000円)
エンジンオイルを交換するのに1番値段が安いのはやっぱりガソリンスタンドです。
先ほども軽く触れましたが、だいたい軽自動車であればエンジンオイルは2.5リットル、排気量3000cc以上の車であればエンジンオイルが6リットル以上必要となります。
ガソリンスタンドは工賃やサービス料を含めてもだいたい1リットルあたり1,000円程度が相場となっていますので、自分の車の排気量からエンジンオイルの量を把握すればだいたいの値段が分かってきますね。
(軽自動車ならだいたい2,500円、3000ccの車なら6,000円前後)
また、ガソリンスタンドでは予約なしでもエンジンオイル交換に対応してくれるため、ガソリンを入れるついでにエンジンオイルの点検をしてもらうということが可能です。
ただ、あまり車についての知識がないと「ウォッシャー液の交換をしませんか?」「オイルエレメントも汚れていますよ」といった、いわゆる「オプションの追加購入」をおすすめされてしまうこともあります。
そうなるとせっかくエンジンオイルの交換費用が安いガソリンスタンドに来たのに、結局必要以上のお金を払ってしまうということになりますので注意しましょう。
しかし、実際にオイルエレメントが汚れていることによって、エンジンオイルがキレイに循環されないといったこともあるので一概にすべてを断った方がいいとは言えません…。
そこで、上記のような流れがあり、ガソリンスタンドでエンジンオイル以外の交換を促された場合は、ディーラーの無料点検を受けてもいいかもしれません。
そこで本当にオイルエレメントやATF(オートマチックトランスミッションフルード)を交換・洗浄する必要があればディーラーでやってもらった方が安心ではあります。
なお、ガソリンスタンドでもエンジンオイルの交換に掛かる時間は30分程度となりますので、時間による差はあまりありませんね。
カー用品店(およそ5,000円前後)
イエローハットやオートバックスというカー用品店でもエンジンオイルの交換をおこなってくれるところはありますが、いかんせん値段にバラつきがあります。
というのも、店舗によってはお店でエンジンオイルを購入すれば無料で交換をしてくれるサービスがあったり、持込みでエンジンオイルだけを交換してくれるといったサービスがあったりとお店ごとに異なるため、一概にいくらとは言えないということです。
ただ、だいたいの相場で言えば2000ccの乗用車で5,000円~6,000円程度、軽自動車で4,000円前後といった値段ですので、そこまで割が悪いとは言えません。
もし、いつも利用しているような馴染みのカー用品店があるのであれば利用してみてもいいかもしれませんね。
なお、こちらも掛かる時間はすぐに対応してもらえるのであれば30分程度となっています。
エンジンオイルの交換は値段などをトータルして考えてもガソリンスタンドがおすすめ
ディーラー・ガソリンスタンド・カー用品店という3箇所での、エンジンオイル交換に掛かる費用を見てきました。
自宅からの距離や行き慣れているなどの部分はありますが、個人的にはやっぱり値段や対応をトータル的に考えてガソリンスタンドが1番おすすめだと思います。
特に日本のエンジンオイルというのは、どこのメーカーの商品であったとしても非常に優れた性能をもっていますから、そこまでオイルのメーカーを気にする必要がありません。
となれば、全国各地にあるガソリンスタンドでエンジンオイルを交換した方が、いつも同じオイルを入れることが出来るということになります。
たとえばエネオスに行けばどこでも同じメーカーのエンジンオイルを仕入れて交換に使っているわけですから、次回また交換をするというときにもオイルが違って問題が生じるといった心配もなくなるわけです。
また、このようにいつも自分の家の近くのガソリンスタンドでエンジンオイルを交換しておけば、旅先でちょっとエンジンオイルの交換が必要となったときにも対応してくれるガソリンスタンドを探すのが楽で便利と言えるでしょう。
こうしたトータル的な利便性と値段を考えてもエンジンオイルを交換するのにはガソリンスタンドが1番かと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
エンジンオイルの交換を自分でおこなった場合の値段は?
エンジンオイルの交換をするならガソリンスタンドがおすすめと言いましたが、実際に値段だけを考えれば自分で交換するのが1番安いです。
冒頭でエンジンオイルの値段は1リットルあたり1,000円程度という話をしましたが、それはガソリンスタンドやディーラーでの販売価格であり、直接エンジンオイルを買えばもっと安く済みます。
ちなみにネットでエンジンオイルを購入するとしても、だいたい1リットルあたり400円~500円程度といった価格帯です。
エンジンオイルの交換に掛かる値段というのは、大半が「工賃+サービス料」といったところですから、もし自分で交換できるのであればそれにこしたことはありません。
たとえばこちらの商品ですが、
「エンジンオイル SM/CF 5W-30」
4リットルのエンジンオイルがだいたい1,600円程度で購入できてしまいます。
(普通自動車2000ccの車であれば、エンジンオイルの量はだいたい4リットルほどです)
1リットルあたり400円程度で、さらにガソリン車にもディーゼル車にも対応しているという優れものですから非常におすすめです。
しかし、大半の人がエンジンオイルの交換を自分でやったことがないと思いますので、次にエンジンオイルの交換をDIY的におこなう方法をご覧いただきましょう。
自分でエンジンオイルを交換する方法
エンジンオイルを交換するのには上抜きと下抜きという2つの方法があります。
ただ、下抜きという方法は車をジャッキで上げる必要があったりするので、あまり素人の方にはおすすめできません。
(ジャッキで上げた車体下部に潜り込む必要があり、素人がおこなうには危険が伴うため)
そのため、ここでは車の素人でもDIY的におこなえる上抜きの方法をご紹介したいと思います。
ちなみにこの上抜き方法が使える車はやや限られているので、自分の車が上抜きに対応しているかどうかを先に調べておいてください。
(ボンネットが開くタイプであれば大半が可能)
- オイルチェンジャー
- 廃油処理ボックス
- オイルジョッキ(漏斗)
必要なものはたったの3つです。
あとはこれにエンジンオイルがあれば素人でも交換ができます。
- 1. ボンネットを開けてオイルパンの蓋を開ける
- 2. オイルチェンジャーを1番奥まで差し込む
- 3. 古いオイルを吸い上げる
- 4. すべてのオイルが抜けたことを確認したら新しいオイルを入れる(オイルジョッキもしくは漏斗)
- 5. 一度エンジンをかけてオイルを温める
- 6. エンジンオイルゲージを差込み、適量かを確認して完了
作業としてはたったこれだけですので、素人の方でも簡単にできます。
あとは、古いエンジンオイルを廃油処理ボックスに入れて自治体に合わせた廃棄方法を取れば問題ありません。
なお、エンジンオイルを交換する際には、最初にエンジンをかけてオイルを温めておくようにしましょう。
エンジンオイルは直接購入し、交換はカー用品店でおこなうというのもおすすめ
ただ、やはり自分でエンジンオイルを交換するのはちょっと怖い…という方もいるかと思います。
そういったときには、先ほども出てきましたカー用品店に持ち込んで交換をしてもらうというのもひとつの手です。
すべての店舗が対応しているわけではないので、一概にはなんとも言えませんがもしかしたら普通にエンジンオイルを交換するよりも安くなる可能性もあります。
そのため、もし自分でエンジンオイルを購入してカー用品店に持ち込むのであれば、先に近くのカー用品店に「エンジンオイルって持ち込めば交換してくれますか?いくらくらいですか?」と聞いておきましょう。
たとえば自分が乗っている車が排気量2000ccの一般乗用車だった場合、ガソリンスタンドでエンジンオイルを交換するとなるとだいたい4,000円前後が掛かります。
(だいたい2000ccの車であれば必要なエンジンオイルは4リットル程度のため)
そして近くのカー用品店にエンジンオイルを持ち込んだとして、もし「工賃とサービス料で2,000円」と言われた場合は、「エンジンオイル代1,600円+カー用品店2,000円」ということで3,600円です。
上記のパターンであれば若干の金額ではありますが、カー用品店の方が安く済むことになります。
(近くのガソリンスタンドのエンジンオイル交換の値段も確認しておきましょう。もしかしたらもっと安く済んでいる可能性もあります)
このように、エンジンオイルの交換をするのであればいろいろなケースが考えられますので自分の車・家からの距離・持込みオイルの有無を考えてトータル的に計算することが重要です。
少しでも安く済ませたいという方であれば、ぜひともこれらの内容を参考にしてもらえればと思います。
エンジンオイルの交換をするならほかの箇所も点検しておこう
エンジンオイルを効率よく消費するためには、エンジンエレメントなどフィルター部分がキレイかどうかも関係してきます。
そのため、もしエンジンオイルを久しぶりに交換するとなった場合には、ほかの箇所も一緒に点検してもらうことをおすすめしたいですね。
実際、普段乗っていると気付きませんが、意外と車の内部というものは劣化していくものです。
長く自分の愛車に乗っていたいのであれば、やっぱり定期的に点検をおこない、オイル詰まりなどがないかをチェックしておいた方がいいでしょう。
総括
エンジンオイルの交換に掛かる値段やタイミング、必要な知識をご紹介してきました。
「車が趣味」という方でないとあまり普段気にしないことかもしれませんが、車は精密機械の集合体ですから、どこかおかしくなってしまえば一気に壊れていってしまいます。
エンジンオイルは車を走らせるためのエンジンを守ってくれる大切な存在です。
汚れてドロドロになったエンジンオイルのまま車を走らせていたら、走行中にいきなりエンジントラブルが発生する可能性もあります。
ぜひ、快適なドライブを楽しむためにも、今度の休日にはエンジンオイルの点検に訪れてみてはいかがでしょうか?
おすすめしたようにガソリンスタンドであればすぐに見てもらえますので。
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