多汗症 手のひらの汗にオススメの対策は?簡単にできる2つの方法

多汗症に悩む医師の汗を対策する助手

あなたは手のひらの汗に困っていませんか?

緊張してジンワリ汗をかく程度ならよいのですが、多汗症になると日常生活に支障をきたすほど多くの汗をかくようになります。

この多汗症ですが、医学的には『手掌多汗症』という疾患になるようです。

ヒドいときには、手術も必要になるこの病気ですが、「ただの汗っかき」と周りの人に受け取られることが多いため、1人で悩んでしまう人が多いのだとか。

そして、悩み過ぎるがあまり内向的な性格になってしまったり、あまり周囲と関わりを持ちたがらなくなってしまったりと、社会生活に大きく支障をきたしてしまうこともあるそうです。

そこで、今回はそんな手のひらの汗に困ったとき簡単に汗を軽減できるオススメの方法について紹介してみたいと思います。


基本は医療機関に相談。併せてツボ押しや生活習慣の改善を

多汗症に悩む医師の汗を対策する助手
周囲の理解がもっと進むことがとても必要ですが、基本的な対策としては、1人だけで悩んでいるのではなく、医療機関で医師に相談することをオススメします。医師なら、きっと適切なアドバイスをしてくれることでしょう。

その点を踏まえたうえで、医療機関に行くかどうか迷っているときに、まずは自分で簡単に対処できる軽減策というスタンスで紹介してみたいと思います。

1 ツボ押し

汗をかかなくさせるツボというものがカラダには数か所あります。そこで、1つめの軽減策は、ツボを押すというものです。

  • 後けい
  • コケイというツボは、小指の付け根にあります。ちょっと押してみてじんわり痛かったらそこを数回押してみましょう。

  • 陰げき
  • インゲキというツボは、手のひらを上に向けた手首の、ちょうど小指の付け根の延長線上にあります。触ってみて、少し骨の当たる所です。

  • 合谷
  • ゴウコクというツボは有名ですね。あらゆる症状に効くツボですが、多汗症にも効くそうです。親指と人差し指の骨が交わる所の、人差し指よりにあります。

いずれのツボも、押してみれば鈍い痛みのようなものを感じると思います。ツボを押す程度であれば、今すぐにでもできると思うので、まずは簡単なツボ押しから試してみてはいかがでしょうか。

2 生活習慣を改善する

2つめの軽減策は、汗をかきやすくしている生活習慣を改善するという方法です。

辛い物を食べ過ぎると、刺激で多汗症になることもあるようです。これを味覚性多汗症といいます。

また、上記のほかに、コーヒーやたばこが原因となることもありそうです。カフェインやニコチンが交感神経を刺激することで多汗症になるそうです。

辛い物とコーヒー、たばこのいずれも過度の摂取が汗をかきやすくする原因になりますので、もしあなたが上記のうち1つでも過剰に摂取していると感じるものがあれば、今日からその生活習慣を見直してみると良いかもしれません。

まとめ:簡単な方法で改善されないようなら医師に相談を。

今回は、手のひらの汗に簡単に軽減できる方法を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

このように、自分で簡単に対処できる方法もあるようですね。

ただ、記事の冒頭に述べましたが、多汗症と感じるほど汗をかく原因が、ストレスであったり、何かの重大な病気であったりすることも考えられます。

そのため、今回紹介したような簡単な方法を試してみても一向に改善されないようであれば、まずは医療機関で医師に相談してみた方が良いでしょう。

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