コレだけは知っとこう!新元号の変更はいつから?決め方は平成と同じ

新元号を発表する政治家

こんにちわ。最近はもっぱらひとりで新元号の予想に没頭しているハチロウです。

あっという間に2019年も2か月が終わり、僕と同様に4月から新年度になる方は残すところ今年度も1か月を切りましたね。

年度末・年度はじめの忙しさを考えるのがいい加減イヤになり、4月27日からはじまる10連休のことばかり考えている僕ですが、

「そもそもどうして10連休も休めるんだっけ?」

と、ふと疑問に感じてしまったワケです。

もちろん、10連休になるのは皇太子さまが即位される5月1日(水)が国民の祝日になるためですよね。

そして、皇太子さまが即位されるということは・・・

そうです。元号が変わるのです。

そのことに気付いてしまってからというもの、何かに憑りつかれたように新元号が気になって眠れない日々が続いています(笑)

ということで、今回の記事では僕と同じように睡眠不足のあなたのために新元号の変更がいつからなのかということや新元号の決め方などについてご紹介したいと思います。

ハチロウ
この記事を読むことで、今日からあなたもグッスリ眠れるようになりますよ(笑)

新元号の変更はいつから?

すでに冒頭でお話してしまいましたが、新元号に変更する、いわゆる改元は『2019年5月1日(水)』です。

皇太子さまが天皇に即位されるのと同時に、新元号へと変更になるのです。

新元号の発表が遅いのはなぜ?

このたび、天皇陛下は江戸時代の光格天皇以来、約200年ぶりとなる生前退位をされることになりましたが、その意向を表明されたのは平成28年8月8日のことでした。

このように早い時期に天皇陛下が生前退位の意向を表明されたのは、国民の生活に及ぼす影響を考慮してのことだと言われています。

それなのに、政府は新元号を改元の1か月にあたる4月1日に発表すると決めたようです。

参考 4月1日に新元号公表 安倍首相、年頭会見で発表産経新聞

なぜ発表が遅いのかということについて、ひとつの理由だけで単純に言い表すのは難しいと思いますが、僕は読売新聞にあった次の記事が気になりました。

自民党内などの保守派は、天皇一代に元号一つを定める「一世一元」制を重視する。陛下の在位中に新元号を事前公表すれば、「平成」と新元号が並び立ち、「天皇の権威の二重化につながる」と反発していた。新元号は皇太子さまの即位後に公表すべきだとして、政府への働きかけを強めている。

参考 「保守派」に配慮…新元号公表、4月1日以降に読売新聞オンライン

ちなみに、同記事によると、政府は調査した結果としてシステム改修などで「1か月程度は必要」と考えているそうです。

僕の会社では新元号への変更に伴い、契約書類の印刷を発注したり、日付入りのハンコを発注したりといったことが必要になります。

普段なら1か月もあれば準備できると思いますが、おそらく発注先の会社には色々な会社から発注が殺到すると思うので、納品が間に合うかがとても心配です。

個人的には余裕はあるならあるだけいいのでは?なんて思ってしまうのですが、あなたはどうでしょうか?

新元号の決め方は?

新元号の決め方については『元号法』という法律により、政令で定めることとされていますので、新元号は政府が決めるということになります。

元号法
  1. 元号は、政令で定める。
  2. 元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める。

新元号を決めるにあたっては、平成に改元したときの決め方を踏まえて進めたいというのが政府の考えなのだそうです。

平成に改元したときの流れはおおむね次のような流れでした。

STEP.1
専門家に元号案の検討を依頼
元号案を漢字の専門家や中国の古典の専門家に依頼。
STEP.2
元号案を絞り込み
官房長官が検討後、首相の指示で最終的に3つの案に絞り込んだ。
STEP.3
有識者との懇談会で意見を聴取
昭和天皇が崩御後すぐに各界の有識者による懇談会を開催して意見を聞いた。
STEP.4
衆参正副議長の意見を聴取
国民が選んだ国会議員で構成する立法府の代表者の意見を聞くことで国民の声を反映した。
STEP.5
閣議で元号を決定

報道によると、2019年3月1日午前の記者会見の段階で、菅官房長官はまだ新元号の具体的な検討は行っていないと述べていたようです。

ただ、安倍首相が「おおよそ2ないし5」の元号案の提出を有識者に求めたあと、菅長官が数案に絞り込むという段取りで進めているようです。

また、有識者の意見を聞く懇談会や衆参正副議長の意見聴取も今後行う予定ということですので、新元号の決め方もおおむね平成に改元したときの流れと同じということができそうですね。

新元号の発表を誰からするのかは決まっていない?

昭和から平成に改元したときには、当時官房長官であった小渕恵三さんが新元号の発表をしたことはまだ記憶に残っているのではないでしょうか。


小渕恵三さんは、この発表のあとに『平成おじさん』と呼ばれて知名度が急上昇し、のちに首相に就任することになりました。

このように国民の多くの記憶に刻まれる新元号の発表ですが、意外なことに誰が発表するかという決まりはないのだそうです。

参考 新元号お披露目役は誰? 「平成おじさん」小渕氏は大躍進NEWSポストセブン

しかし、そうはいっても普段から記者会見などにおいて政府の意見を発表している官房長官が新元号も発表するというのが順当なのだそうです。

新元号の決め方も昭和から平成に改元したときの流れと同じなのであれば、発表もまた同じようにするのではないでしょうか。

まとめ

今回は新元号変更の時期や決め方などについてご紹介してきましたがいかがでしたか?

今回の記事での新元号に関するポイントは次の5点でした。

今回のポイント
  1. 新元号の変更は2019年5月1日(水)から
  2. 新元号の発表は2019年4月1日(月)
  3. 新元号は政府が平成に改元したときの決め方を踏まえて決める
  4. 新元号を発表する人は決まっていないが官房長官が順当

別の記事では、いまネットなどで話題になっている新元号の予想もまとめています。もしよかったら、こちらも読んでみてくださいね。
新年号の予想が気になって仕方がない牛平成最後の日はもう少し!元号は何になるの?いまの予想を総まとめ!

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