子どもって、よく頭にも汗をかきますが、あまりに汗が多すぎて、少し心配になったこと、ありませんか?
暑さなんて気にせず外で元気に遊ぶ子どもたち。
自分の子どもだけじゃなく、周りの子どもたちの頭を見てみても、みんな髪の毛が海苔のように(?)張り付いていたりすることありますよね。
でも、運動で汗をかくなら普通のことと思えますが、何もしていない時に滝のような汗をかいているのを見ると、体のどこかが悪いんじゃないかと心配してしまうのが親心です。
では、頭だけ異常に汗をかくということには、どんな理由があるのでしょうか。ちょっと調べてみたので、紹介したいと思います。
子どもが頭だけに大量に汗をかくのは、体質的なものかストレス
意外とお子さんの汗かきを心配されているパパやママが多いようですね。
外遊びで汗をかくのはまだ良いとしても、部屋でじっと本を読んでいるときであるとか、眠っている間に大量に汗をかくお子さんもいるようです。
そこで、何もしていない時に汗をかく原因を調べてみると、次の3つの原因が考えられるとありました。
- 頭に汗腺が多いこと
- 多汗症
- 甲状腺などの病気
では、これらの原因について詳しく見てみましょう。
大量に汗をかく場合の原因とは?
- 頭に汗腺が多い場合
- 多汗症
- 甲状腺などの病気
子供は運動をしていないときでも、汗をかくことで体温調節しているそうです。そう考えると、子どもの場合はむしろ汗をかいている方が安心とも言えますね。
そもそも、子どもは大人に比べて、頭にある汗腺の数が多いのだとか。
最近は、低体温の子どもや、エアコンなどの利用のし過ぎで体温調節機能が発達していない子どもが増えており、逆に汗をかかない子どもの方が心配されているようです。
ちなみにですが、低体温児は、汗腺の発達する3歳までに汗をかかないとなりやすいと言われています。先にも述べましたが、子どもの場合はむしろ、汗をかいている方が安心です。小さい頃は、どんどん汗をかかせてあげましょう。
なお、気温に関係なく汗をかく場合は、風邪のもとになったり、湿疹の原因にもなったりするようです。こまめにカラダを拭いてあげるようにして、清潔に保ってあげた方が良いそうですよ。
環境の変化や何らかの原因でのストレスで大量に汗をかく場合、多汗症と診断されるそうです。
このような場合は、精神的なストレスの原因が取り除かれると治るということが多いようです。
多汗症は子どもだけではなく、大人でもなる可能性があります。そのため、もし、多汗症かも?と、少しでも疑問に感じたら、まずは医師に相談してみることをオススメします。
甲状腺疾患、糖尿病、下垂体疾患、自律神経系の問題などの原因が隠れている場合もあるそうです。
しかし、これらの病気で発汗する場合は、通常頭からだけでなく全身から汗をかくことが多いのだとか。そのため、頭だけに大量に汗をかくという場合なら、まず体質的なものか、ストレスや環境の変化による多汗症と考えて良いそうです。
ただ、そうはいっても、大きくなっても発汗の量が落ち着いてこないなど、心配な場合には、医師に相談してみてくださいね。
まとめ:子どもの汗かきがどうしても気になるなら小児科などに相談を
今回は子どもが頭にたくさん汗をかく原因について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
子どもの頃に汗かきでも、多くの場合は大人になると自然に落ち着いてきて治るようです。ですので、そのように考えると、子どもの頃の汗かきはあまり心配しなくても良いのかもしれませんね。ボクは、むしろ汗腺が発達しないことのほうが怖いように感じました。
ただ、ボクが調べてみたところでは、今回記事に書いたとおりでしたが、もしかすると、ほかにも原因となるものがあるかもしれません。
できることなら、パパやママだけで悩むのではなく、小児科の先生などにも相談してみてくださいね。
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