どうも、寝るときにエアコンをつけたら寒いし、切ると暑いしという負のループにはまっている僕です。
ちょうどいい温度にするのって難しいですよね…。
さて、絶好のキャンプ日和になりましたね!
夏は長期休暇もありますし、春や秋は気温がちょうどいいのでキャンプするには最高の季節!
でも、しょっちゅうやるわけではないので、持ち物とか気をつけるべきことってわからないですよね。
キャンプ地の近くにコンビニとかないから、もしものことがあったら心配…
ハチロウ
先輩
ハチロウ
先輩
というわけで、しょっちゅう一人でキャンプに行っている先輩に色んなことを教わります!
この記事を読めばキャンプの注意点や気をつけるべきことが全部わかります。
家族や友人に、もしものことがないように前もって知識を入れておきましょう。
サクッと流し読み
キャンプ地で最も気をつけるべきことは寒暖差
ゴールデンウィークや夏休み、お盆やシルバーウィークに家族や友人と「キャンプへ行こう!」なんて方も多いと思いますが、絶対に気をつけなければいけないのが寒暖差です。
防寒対策をせずにキャンプ地に行くと最悪の場合、命の危険さえあります。
「いやいや、最近は暑くなってきたし、そんな心配ないでしょ」と考え、失敗する方があまりにも多いので、まずは寒暖差でキャンプが失敗してしまう理由をお教えします。
キャンプ場は市街地より涼しい
夏になると都会では気温が40度近くなり地獄のような暑さになります。
これは日光でアスファルトが熱せられ下から熱気が上がってくることが1つの原因です。
しかし少し田舎に行くとアスファルトが少ないので熱がほとんどこもりません。
また、草木が多いので日光が遮断され気温が上昇しにくい上、根から吸った水分が葉っぱから大気中に放出され気化熱によって涼しくなります。
わかりやすい例でいうと夏に水を撒くと涼しくなる原理が草木で起こります。
つまり、キャンプ地や山では夜から早朝にかけて寒いくらいに冷えるということですね。
「最近は暑いから半袖だけで大丈夫でしょ」とか「防寒対策なんて夏にする必要がない」と考えていると痛い目を見ることになるので気をつくてください。
山の天候が変わりやすい
山に風が当たると山の斜面に沿って空気が上昇します。
高度があがると、その分、気温が下がるので、空気が冷やされて雲ができ、雨が降りやすくなります。
これが平地よりも山の天気が変わりやすい理由です。
ただ、理屈ではわかっていても危機感をもっている人は多くはありません。
実際、急な雨で火は消え、料理がダメになりますし、夜は冷え込んでいきます。
また、当然のことですが、高度が上がると気温も下がってしまいますので、すでにお伝えしたように山に行く際は必ず防寒対策が必要です。
用意していたものが不十分
「しっかり防寒対策をしていったつもりだけど全く足りなかった」ということもキャンプ慣れしてない方には良くあります。
繰り返しになりますが、夜から早朝は想像以上に冷えますので「多すぎるかな?」と思うくらいでちょうどいいです。
- 「羽織るものを持っていったけど薄すぎて寒い」
- 「毛布を持っていったけど夜、冷えすぎて全く足りなかった」
などとならないように、しっかりとした防寒グッズを用意しましょう。
もちろん、新たに何か購入しなければいけないとなると大変ですが、冬物を引っ張り出してくるだけでも事足りることがありますので、後半の持ち物チェックで必要なものを確認してみてください。
最悪のケースを想定しよう
暑いのでしたら水さえ飲んでいれば大丈夫ですが、防寒具がない状態で寒いとなると対応のしようがありませんし、体調はみるみる悪くなっていきます。
大の大人でも危険ですが、特に子供や体の丈夫でない女性となるととても危険です。
「こんなにいらないかな」というくらい用意しておき、使わなければ「使わなくてラッキーだった」と思うくらいのスタンスでいましょう。
キャンプをするのは年に数回と慣れていない方も多いと思いますので、最善の注意を払ってください。
キャンプで持って行くべき寒暖差対策・防寒具
ここからは実際にキャンプ場に持って行くべきものを紹介します。
防寒対策はもちろんですがその他、必要なものも紹介していますので持ち物チェックとして活用していただければと思います。
服装
長袖は絶対に用意してください。
ユニクロでスポーツ用の薄い羽織ものがありますが、それだけでは正直足りません。
寒くなった時にしっかりと防寒出来るような厚手の上着も持っておきましょう。
ウールのコートはかさばりますし、邪魔になることもありますので風を通さない生地の上着を用意しておくといいです。
ただ、理想を言うと、こまめな調節ができるように薄手のものもあると便利です。
特にお子さんや年配の方は体温調節が苦手ですし、体調が悪くなるまで気づけないということもあるので十分に注意をしてください。
また、インナーの替えも少し多めに用意したほうが良いです。
汗をかいてそのままだと急激に体が冷えますし、インナーを着ずに長袖を着ても熱が逃げやすく暖かくなりません。
シャツ数枚でしたらかさばることもないので、面倒かもしれませんがインナーの予備として持っていってください。
火起こし
キャンプで困ることの1番目にくるのが「火が起こせない」ということではないでしょうか。
サクッとつけたらかっこいいですが、正直なところ馴れないと簡単にはつけられません。
焚き木があると寒さをしのげるので是非、できるようにしたいところ。
ただ、普通の炭では難易度が高いので、つきやすい炭や着火剤を用意しましょう。
また、あるといいのが小さなコンロ。
- 「雨が降り出して火が消えてしまった」
- 「どうしても火がつけられなかった」
という時のためにキャンプで使う用の小さなコンロを用意しておくととても便利です。
料理
寒くなった時は料理で温まるのが一番です。
バーベキューのように炭火でお肉を焼いたり焼きそばを作ったりするのもいいですが、スープや鍋を用意すると一目置かれます。
カップスープや即席の鍋の素を買っておくだけで一切手間をかけずに温かい料理を作れますので、準備しておいて損はないです。
「いや、暑かった時に鍋を用意したらひんしゅくを買うんじゃ…」と心配される方はキムチ鍋のような辛いものでしたら夏にもぴったりです。
テント
厚手のものからメッシュ素材の薄手のものまで様々な種類があります。
テントに壁が一枚のものをシングルウォールテント、二枚のものをダブルウォールテントと言います。
シングルウォールテントの場合、軽くて持ち運びも便利ですし設置も簡単です。
ただ、
- 結露が本体の内側に付着し水滴がテント内に落下する
- 雨が降っているときに出入り口を開けると雨が入ってくる
これらが難点としてあげられます。
ダブルウォールテントの場合、多少重くはなりますが、通気性があるシートと防水シートの二重構造になっており結露も外側にできるのでテント内に水滴が落ちにくいです。
さらに荷物を置くフリースペースができるのでゆったりと過ごせます。
また、ダブルウォールテントの種類として全体がメッシュのものとドアのみメッシュのものがあります。
全体がメッシュの場合、通気性はとてもいいので真夏の風の影響が少ないキャンプ地には最適です。
ただ、山や寒さの心配がある秋から春にかけては寒すぎて寝られないということがよくあります。
ドアだけがメッシュの場合、防寒対策としては完璧です。
ドアも閉鎖状態に切り替えられるものもあるので、暖気を貯められ寒さの心配は限りなく無くせます。
以上のことから寒暖差の激しい季節や場所でのキャンプをする場合はダブルウォールテントのドアメッシュがオススメです。
多少、値段も上がりますが、快適なキャンプ生活をするには必要経費となりますので削らないでいただければと思います。
寝袋
テントがしっかりしているだけでだいぶ寒さは防げますが、場所によっては夏前後でも氷点下近くなるので寝袋や毛布はしっかりとしたものを用意しましょう。
こちらも様々な種類があります。
例えば、化繊(化学繊維)かダウンかだけでも値段も暖かさも違います。
- 化繊:値段は安く済み乾きやすいが、保温性が低い
- ウール:多少値段は張るが、寝心地もよく保温性が高い
こだわりだしたらキリがありませんが、夜は寒くて寝られないということがキャンプではよくあるのでこだわって損はありません。
また、余裕のある方はキャンプマットといってテント内に敷くマットやコットという簡易ベットがあると快適度は格段に上がります。
どうしてもテントの下が砂利や岩だとゴツゴツして痛くなりますし、地熱で体が冷えることもあるので検討する価値はあります。
毛布
寝ている時にとても有効なのが毛布です。
「もう押入れに片しちゃったよ!」という方もいるかと思いますが、あって損はないので押入れから引っ張り出しておくことをオススメします。
家にあるもので十分ですし日中、急に冷えても羽織って寒さをしのげますので1枚あると便利です。
暖房器具
整備されたキャンプ地でしたら電源がありますので、セラミックヒーターなどでテント内を温めることができます。
あまり大きいものは邪魔になりますが、小さいものでしたら1つあると便利なので用意しておくのも手です。
また、電源がない場合でも湯たんぽを持っていき、焚き火でお湯を沸かしたり、ホッカイロを持っていけば手足が冷えて寝られないということを防げます。
その他便利グッズ
防災用のエマージェンシーシートは個人的にとてもオススメです。
折りたたまれているのでとても持ち運びが便利うえ、軽くて邪魔になりません。
ただの薄いシートにも関わらず、体の放熱を限りなく保持してくれるので、もしキャンプで使わなかったとしても非常用として幾つか用意しておくと良いです。
最悪、車で寝られるようにガソリン入れておこう
今まで紹介したものを用意しても、山でのキャンプは寒いということが結構あります。
特に子供や女性は体調を崩してしまうことがあるので風情はありませんが、車で暖房をつけながら寝られるようにガソリンはしっかり入れておきましょう。
朝起きたらガス欠で帰れないとなったらせっかくのキャンプも台無しですからね。
キャンプ場で寒暖差に関連して気をつけるべきこと
以上、春や初夏、秋は意外と冷えるので寒暖差の対策をしようという話でしたが、それに関連して気をつけるべきことがキャンプでは沢山あります。
最後にそちらを紹介して終わりたいと思います。
虫
草木が多いところでは蚊やハエなどの虫が大量に発生します。
虫が出ても対応できるように虫除けスプレーや蚊取り線香のように置いておくだけで虫を防げるものを1つ用意しておくと便利です。
火
寒いからと焚き木をテントの近くに置いてしまうと火の粉でテントに穴が開いてしまうことがあります。
特に山では風が強く火の粉が舞いやすいので十分に注意が必要です。
焚き木とテントの位置を離すのももちろんですが「風上にテントを置く」くらいの意識はしておいてください。
体調不良
子供や女性は急な冷え込みで体調を崩すことが良くあります。
一度、調子が悪くなるといくら体を温めても辛い状態が続くので簡単な常備薬を用意しておくと良いです。
特に風邪薬や解熱鎮痛剤はキャンプ場で使わなくても普段、使えるので購入しておきましょう。
渋滞
寒暖差とは少し離れますがこれも注意しておくべき大事なこと。
「連休を使ってみんなでキャンプをしよう!」と考えるのはみんな同じことで早めに出ても渋滞を避けられないことがあります。
車内で遊べるものを用意しておけば、キャンプ場で雨が降ったり寒すぎて出たくないとなっても楽しめますので、小さなDVDプレイヤーやボードゲームなどが1つあると盛り上がりが違います。
そもそも予約が取れない
「せっかく色々用意したのに結局、予約が取れなかった」というのが1番の悲劇です。
テントも寝袋も暖房器具も結局はキャンプに行かなければ活躍の場がないので早めの予約を心がけましょう。
特にゴールデンウィークや夏休み、シルバーウィークは絶好のキャンプ日和なのでぜひ、早めの予約をされてください。
まとめ
いかがでしたでしょか。
この記事を読むだけで、キャンプ場で注意すべきことが網羅できたかと思います。
「少し大げさすぎないかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、考えている以上にキャンプ場や自然が多い場所では冷え込みます。
せっかく楽しい思い出を作るために行ったのに、になってしまったら勿体無いので、万全の準備をして行ってください。
もし、周りの人に「ちょっと大げさじゃない?そんなにいらないよ」と言われたら「キャンプをナメるな!寒暖差対策は徹底しすぎるくらいでちょうど良いんだ!」と教えてあげてください。
少し玄人感を出すことができます。
都会では味わえない自然を楽しんでリフレッシュし、最高のキャンプにしてください。
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