たくさん人がいるのになぜか自分だけが虫に刺されるアラフォー男子のボクです。
肌寒い季節になってゴソゴソと羽毛布団を押し入れから出してきたんだけど、そのまま使っても大丈夫なんだろうかと少し心配になったんです。
何が心配かって、ダニですよ、ダニ。
羽毛布団にダニが寄生しているかもしれないじゃないですか。
ダニのフンや死がいがアレルギーの原因になったりすると聞いたことがあるんです。
ボクは大丈夫なんですが、妻がアレルギーもちなので…。
押し入れから羽毛布団を出してそのまま使ったら妻にアレルギーが出るんじゃないかって心配になりました。
だからコインランドリーに行って洗ってから使おうかと思ったんですが羽毛布団はコインランドリーでは洗えないし、羽毛布団のダニってどうやって退治したらいいかわからなくなって不安になってきました。
羽毛布団は買い換えると高いし、ダニ退治を実行する前に羽毛布団のダニ退治について調べてみたので、みなさんにもボクが調べた羽毛布団のダニ退治情報をシェアしたいと思います。
妻
ハチロウ
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ハチロウ
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ハチロウ
サクッと流し読み
布団に寄生するダニはどんなダニ?
布団はダニの温床ときいたことがありますが、それは本当なのでしょうか?
信じたくはありませんがそれはどうも本当のようです。
布団は寒暖の差がありませんし、人がつかうときは暖かくなります。
そして人が寝ている間に出す汗で適度に湿っています。
適度に暖かく、そして湿っている状態はダニにとってとても居心地のいい場所なのです。
つまり布団は家の中でもっともダニが発生して住み着く場所だったのです。
それがわかってしまうと、今日から布団で寝るのがイヤになってしまいそうです。
はやくダニ退治をしなくてはッ!
…と、その前に。
ダニ退治をする前に敵のことを知らなければ作戦も立てられません!
ということで、ここは冷静になって布団に寄生するダニについて調べてみました。
ダニが寄生やすい布団はコレだ
調べてみると、どうやらすべての布団にダニが寄生するわけじゃなさそうです。
布団は主に
- 羊毛布団
- 綿布団
- 羽毛布団
の3種類があります。
この3つの布団の中でダニが寄生しやすいのは羊毛布団と綿布団です。
そして羽毛布団ですが、羊毛布団や綿布団と比べるとかなりダニの発生は少ないようです。
その理由は羽毛布団の羽毛が飛び出してこないためにダウンプルーフという加工がしてあり、これがダニの侵入を防いでいるようなんです。
ただし100%ダニが発生しないというわけではないのでこれからダニの駆除方法や予防方法を紹介していきます。
羽毛布団のダニ退治をやるぞッ!! と気合を入れていましたが、これは羊毛や綿の布団のダニ退治の方が大事なのかも? という気になってきました。
といってもダニ退治をしない選択はボクの中ではありえないので、このままダニについて勉強していきますよ。
布団のダニはどこからやってきた?
布団のダニはいったいどこからやってきたのでしょう?
『ダニが湧く』とか『ダニが発生する』とかいいますが、そもそもダニは生き物です。
何もないところから自然発生することはないわけで、絶対にどこからかやってきて布団の中に入って繁殖、増殖していくわけです。
考えられるダニの侵入経路はこの3つです。
- 人にくっついて家に侵入する
- モノにくっついて家に侵入する
- ペット(動物)や虫にくっついて侵入する
・人にくっついて家に侵入する
家の外にいるダニを私たちが家の中に持ち込んでいます。
たとえば通勤通学でつかう乗り物、会社のオフィス、子供が通う保育園、幼稚園、学校。
冷静に考えてみると絶対にダニはいないなんていえませんよね。
ちなみに信じたくはありませんが、あのゴキブリだって人にくっついて家に侵入するんです。
ゴキブリよりもはるかに小さいダニが人を媒介にして家に侵入できないってことはなさそうですよね。
・モノにくっついて家に侵入する
購入した洋服や家具などにもダニがくっついて家に侵入することも多いようです。
ダニが人からモノ移ったのか、海外から海を渡ってきたのか、そんなことはわかりませんが普段なにげなく購入しているモノを媒介にしてダニが入ってくることがあるというのもおぼえておきましょう。
・ペット(動物)や虫にくっついて侵入する
散歩した犬や家に侵入してくるねずみにくっついてダニが侵入してきます。
また、ダニはクモにもくっついて家に侵入してきます。
もう家にダニが入っていることを防ぐなんて無理なんじゃないかって思えてきました。(汗)
やっぱり当初の目的通り『ダニ退治』をしっかりやることが大事なのかもしれません。
ダニが健康にあたえる影響は?
ダニのフンや死がいはぜん息やアトピー性皮膚炎などアレルギーの原因になります。
とくに子供の小児ぜん息の9割はダニの死がいやフンが原因といわれているんです。
ダニにはマダニやヒョウダニといわれるダニがいますが布団などに入ってアレルギーの原因になるのはヒョウダニといわれるダニです。
このヒョウダニが今ボクのダニ退治のターゲットですね。
ダニの退治方法
ここまで調べてみて、布団のダニ退治は羽毛布団よりも羊毛布団や綿布団がメインになりそうな気がしてきました。
でも羽毛布団に寄生するダニも羊毛布団や綿布団に寄生するダニも同じダニです。
ボクはいつも使っている布団にダニがいることがガマンできなくなってきたのでダニを一掃すべくダニ退治の方法をここで一気に紹介したいと思います!
ダニが苦手なものはコレ
ダニが苦手なモノはこの2つです。
高温
ダニは60度以上の高温にさらされることで死滅します。
ダニを効率よく、そして確実に死滅させるには高温が最も効果的みたいです。
低湿度
そしてダニが苦手なモノをもう一つ紹介します。
それは低湿度、カラッとした空気です。
ダニは湿度が50%以下になると活発に動くことができなくなります。
ただし活発に動けなくなるだけで死滅させることはできないので、ダニを退治するには高温と低湿度の環境をつくることがカギになりそうです。
衣類用乾燥機や布団乾燥機を使う
ダニを退治するには、高温と低湿度が必要です。
この環境を実現させるのが衣類用の乾燥機と布団乾燥機です。
衣類乾燥機
衣類乾燥機は家庭にある衣類乾燥機でもOKなんですが、自宅の衣類乾燥機が布団を乾燥させる重さに対応していない場合はコインランドリーの乾燥機を使うことをオススメします。
コインランドリーの乾燥機の温度は80度以上のところがほとんどなので、60度で死滅するダニはコインランドリーの乾燥機の高温で一網打尽にできるでしょう。
布団乾燥機
布団乾燥機もダニ退治に使うことができます。
ただダニが布団の裏側に逃げるのでできれば布団の裏表を布団乾燥機にかけたり、布団全体を包み込めるタイプの布団乾燥機を使うようにするといいでしょう。
でもボク個人としては布団乾燥機よりもコインランドリーの衣類乾燥機をつかう方がダニ退治は確実な気がしています。
掃除機でダニの死骸やフンを吸い取る
実はダニ退治は、ダニを死滅させてからが大切です。
アレルギーは生きているダニじゃなくてダニの死がいやフンで起こります。
だからダニを死滅させたあとは、必ず掃除機でダニの死がいやフンを吸い取りましょう。
布団を丸洗いする
ダニを高温で死滅させることでダニを退治できるわけですが、ダニの死がいやフンが気になって仕方がないという人はおもいきって布団を丸洗いしてみてはどうでしょう。
丸洗いするとダニの死がいやフンが除去できるのでオススメです。
丸洗いは自宅ですると大変なのでコインランドリーで丸洗いして乾燥機にかけることでダニはキレイに除去されることでしょう。
布団クリーニングを利用する
いろいろとダニ退治の方法を紹介しましたが、たとえば仕事が忙しくてダニ退治をする時間がないという人は、おもいきって布団クリーニングを利用するのはどうでしょう。
布団クリーニングならコインランドリーや丸洗いができない羽毛布団でも安心してお願いすることができます。
布団クリーニングの業者さんは自宅に引き取りにきてくれる会社が便利でいいですよ。
以上、今考えられる有効なダニ退治を紹介しました。
ただこれは、羽毛布団よりも羊毛布団や綿布団に有効なダニ退治法なので、今から本格的に羽毛布団のダニ退治について紹介していきましょう!
実はダニに強い羽毛布団
…なんて、気合を入れてみたのはいいけれど、実のところ羽毛布団はダニに強い布団だということがだんだんわかってきました。
そこでまずは、なぜ羽毛布団がダニに強いのかを紹介したいと思います。
ただそれでも羽毛布団にまったくダニが寄生しないということではないので、羽毛布団のダニ退治の方法と予防対策をあわせて紹介していきますね。
羽毛布団がダニに強い理由
羽毛布団がダニに強い理由には根拠があります。
1.羽毛布団の製造工程
羽毛布団は水鳥の羽毛をつかっています。
羽毛は採取されたあとは何度も洗浄してキレイにして汚れや不純物を取り除きます。
そして十分に乾燥させてから布団の中につめていきます。
ダニは鳥にも寄生しているんですが、この洗浄と乾燥の工程で完全にダニがいない状態になります。
2.ダニが通り抜けられない生地
ダウンジャケットを着ていると、どんどん羽毛が出てきて困ったという経験はありませんか?
安いダウンジャケットはジャケットからどんどん羽毛が出てくることがあるのです。
でも高級なブランドのダウンジャケットはなぜか羽毛が出てくることはほとんどありません。
これはダウンジャケットの生地や縫い方に秘密があります。
羽毛布団もダウンジャケットと同じで、使っている間にどんどん羽毛が布団から飛び出さないように、高密度織りというダニが通り抜けられるようなスキマがまったくない密度の高い生地を使っています。
そしてダウンプルーフ加工がほどこされています。
ダウンプルーフ加工は羽毛が外に飛び出さないようにする加工で羽毛布団はもちろん、先程のダウンジャケットにも使われている加工方法です。
羽毛は針の穴でもカンタンに通り抜けてしまうのでダウンプルーフ加工は生地を熱で圧着するんです。
圧着しますから、羽毛はおろかダニでさえ通り抜けることは不可能なのです。
以上が羽毛布団がダニに強い理由でしたが、それでも羽毛布団にもダニは寄生します。
そこで次は羽毛布団のダニ退治を紹介します。
羽毛布団のダニ退治
・日陰干しをする
湿度が低い日、日陰で風通しのいい場所に布団カバーを外した状態で羽毛布団を干しましょう。
天日干しでもいいのですが、生地をいためることがあるのでやめたほうがいいです。
そして取り込む前に布団たたきでやさしく表面を叩いて弱ったダニをはたき落とします。
・掃除機で吸い取る
羽毛布団の生地の上にいるダニやダニの死がいやフンを残らず掃除機で吸い取りましょう。
布団の奥深くに入り込んだダニは光熱で死滅させないと取り除けませんが高密度織りで作られた羽毛布団の生地の上をはっているダニならカンタンに掃除機で吸い取ることができます。
羽毛布団のダニ退治はたったこれだけで十分です。
カンタンですね。
羽毛布団のダニ対策
羽毛布団にダニがつかないように防ダニカバーをかける人がいますが、今ダニ退治の方法を紹介したように、羽毛布団にダニ対策をする意味はあまりありません。
また羽毛布団はダニには強いですがデリケートな布団です。
どうしても汚れが気になる場合をのぞいてはクリーニングはさけたほうがいいでしょう。
これからダニを増やさないための対策
ここからはダニを増やさないための対策について紹介していきますね。
とくに羊毛布団や綿布団がダニ増殖の温床になりやすいので羊毛と綿布団が中心の対策になります。
布団を清潔にする
ダニを増やさないためには布団を清潔にすることが大前提です。
ですから今から紹介するダニ対策もみんながよく知っているような方法になりますが、それがいちばん有効だということなんですね。
・天日干し
最初に言っておくことがあります。
天日干しをすることでダニを死滅できるわけではありません。
ただし、ダニは湿度が低くなることで活動が弱まることがわかっています。
つまり天日干しの目的は布団の中の湿気を蒸発させてダニの活動をおさえることにあるんです。
そして布団たたきで軽く布団の表面をたたくことで布団の中に入り込んでいるダニの死がいやフンが表面に出てきます。
それをそのままにしておくとアレルギーの原因になるので、今度は掃除機を使います。
・掃除機
天日干しをして軽く布団の表面をたたいたあとは、掃除機をつかってシッカリとダニの死がいやフンを吸い取ります。
生きているダニはカギのような手足でシッカリと繊維にくっついていますので掃除機で取れることはほとんどありませんが、死がいやフンが吸い取れるだけでも清潔な状態といえます。
・丸洗いと乾燥
ダニは空気がなくても生きていける生き物なのでj丸洗いだけでは死滅させることができません。
でも、ダニの死がいやフン、ダニのエサになる人間の汚れは取れるのでダニの増殖を防ぐのには有効です。
順序は逆になりますが、まず布団乾燥機でダニを死滅させてから丸洗いするのも有効な方法だとボクは思います。
生活空間をダニのイヤがる環境にする
・室内をこまめに換気する
室内の換気の目的は部屋の湿度を下げることです。
湿度が下がるとダニが死滅することはありませんが活動が鈍くなるため繁殖をおさえることにつながります。
・室内の湿度を上げない
湿度が上がるとダニが活発に動きはじめます。
ですから湿度管理には十分注意しましょう。
特に湿気の多い梅雨時期は除湿機やエアコンの除湿機能をつかってできるだけ湿度を上げないように注意します。
・洗濯物を部屋に干さない
洗濯物を部屋で干すと室内の湿度が上がるので、できれば洗濯物は外に干す、またはコインランドリーの乾燥機を利用するといいでしょう。
それから雨の日は洗濯をしないと決めるのもいいかもしれません。
・カーペットや絨毯などを敷かない
カーペットや絨毯は湿気を吸いやすいのでダニ繁殖の温床になりやすいです。
ダニの繁殖をおさえたいのならカーペットや絨毯を敷かないことをオススメします。
ダニの繁殖をおさえるならフローリングのままがいいですね。
・室内をこまめに掃除する
実はホコリにもダニの死がいやフンが混じっていることがあります。
アレルギーを発症しないためにも室内のこまめな掃除もこころがけてください。
それからホコリを舞上がらせないようにすることも大切です。
まとめ
いかがでしたか?
今回ボクが羽毛布団のダニ退治で調べた感想は、羽毛布団のダニはそこまで神経質になる必要はなかったということです。
でも、羽毛布団のダニを調べていくうちに羊毛布団や綿布団のほうがダニの除去や繁殖に注意しなければいけないことがわかってきました。
ダニはどこからでも室内に侵入してきます。
100%防ぐことは不可能です。
不可能ですが今回紹介した方法をこまめにやっていくことでかなり快適な空間、そして快適な布団に変わることもわかりました。
これから羽毛布団をつかう季節に入ってきます。
ボクは羽毛布団を出してくるこのタイミングに、今回調べた情報をもとにして羊毛布団や綿布団をコインランドリーで洗濯・乾燥してみたいと思います。
今から楽しみです。
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