とにかく仕事がいそがしい!そんな日々を送っているうちに、気がついたらアラフォーになっていたボクです。
コレくらいの年齢になると責任ある仕事を任されることも多いし、実務よりも部下の管理や取引先との会合に時間をとられる。
仕事の時間はたくさんの人と会ってるなあ…。人と関わることは嫌いじゃないけど、限度ってものがある。
休日も家族といっしょに外出することが多いし、子供が行きたいというところはたいていにぎやかなところばかり。
ハチロウ
妻
ハチロウ
妻
ハチロウ
妻
ということで、妻にすすめられるままに私はソロキャンプをはじめることになりました。
ソロキャンプは孤独になれる新しい趣味の一つです!
サクッと流し読み
ソロキャンプの魅力について
- ソロキャンプは一人でキャンプ場や自然の中でキャンプをすること
こんなふうにソロキャンプの説明をするとみんな寂しそうな顔をして私を見ます。
ソロキャンプの経験がない人は寂しく感じるかもしれませんが、毎日たくさんの人と会い、仕事をしている私にとって、誰とも会うことなく気がねなく自由に過ごせるソロキャンプは日常で疲れた自分の心をリセットできるささやかな趣味なのです。
好きな場所にテントを設営して宿泊できるのがソロキャンプの魅力の1つです。
本当の孤独を味わいたいならキャンプ場ではなく自然の中でキャンプをするのがソロキャンプの醍醐味といえます。
ただ、ソロキャンプ初心者の場合はキャンプ場を利用するところからスタートして徐々にキャンプ場以外の場所でソロキャンプに慣れていくといいと思います。
私もソロキャンプ初心者のときはそうやって徐々に慣らしていきました。
今はすっかりソロキャンプにも慣れましたが、最初の頃は少し怖かったことを思い出します。
その怖さも楽しむくらいがちょうどいいんですけどね。
本格的なソロキャンプになってくると、川や湖など水がある場所を選んで野営します。
下流の川とちがい、上流の川の水は料理にもつかえるキレイな水なのでソロキャンプには水辺が便利なのです。
でも近くにダムがある場合はダムの水を放水するときがあり危険なので野営する前に調べておくことが大切です。
それからキャンプができるいい場所を見つけたら何泊でもできるのもソロキャンプの魅力です。
だってかかる費用は食費と移動の費用だけですからね。
一人分のキャンプ道具さえあれば、今すぐにでもソロキャンプを初められる手軽さもいいですね。
あとは少しの勇気があればあなたもソロキャンパーです。
ソロキャンプは初心者でもできる?
先程少し説明しましたが、ソロキャンプは初心者でももちろんできます。
ただ、最初のうちはキャンプ場を利用して1泊からソロキャンプをはじめるといいと思います。
最初からムリをしないで徐々に孤独に慣れていくことが一人前のソロキャンパーの第一歩ですよ。
あせらず慣れていきましょう。自然は逃げていきませんから。
ソロキャンプで気をつけたい3つのマナー
ソロキャンプはすべて自由です。
自由だからこそ、だれも見ていないからこそ、マナーを守ってソロキャンプを楽しみましょう。
ここではソロキャンプで気をつけておきたいマナーを3つご紹介します。
ゴミの処分
ソロキャンプのフィールドは自然です。すべて自分の責任でおこなわなければいけません。
ですからゴミの取り扱いも放置をせずに持ち帰り、自宅で分別して処分をしましょう。
今私たちが自由にソロキャンプできるのも多くのソロキャンパーたちがマナーを守っているからなのです。
もちろん初心者でキャンプ場でソロキャンプをしているのであればキャンプ場のルールにしたがってゴミの分別をしてください。
火の使用について
ゴミの分別と同じくらい注意してほしいのが火の取り扱いです。
火の使用に許可が必要な場所なら事前に許可をとり燃え移りそうなものに注意して火をつかいましょう。
ソロキャンプをしてもいい場所か確認する
自由にどこででも野宿できるのがソロキャンプの魅力なのですが、実は誰かの土地だったり使用に許可が必要だったりする場所もあります。
ソロキャンプの予定地が決まっている場合は事前に許可をもらうようにしましょう。
ソロキャンプに必要な装備を知る
ソロキャンプに必要な装備をご紹介します。
宿泊のための装備と料理を作るための装備になります。
- カトラリー(ナイフ・フォーク・スプーンなどの総称です)
- コッヘル(キャンプや登山用の調理器具です)
- シュラフ(寝袋です)
- 焚き火グリル
- チェア
- テント
- ヘッドライト
- マグカップ
- マット
- ミニテーブル
- ランタン
以上の道具がソロキャンプをするうえで必要になる道具です。
ソロキャンプ用として選ぶポイントは折りたためることができたり、コンパクトにまとめられる、そしてできるだけ小さいことがポイントになります。
それからソロキャンプの移動手段を何にするかでも道具選びが変わります。
電車、自転車、バイクなら重さと大きさに注意しながら装備品を選ぶことが大切です。
ソロキャンプ道具の選び方はこうだ!
ここではソロキャンプの中でも特に大切な装備の選び方についてご紹介したいと思います。
ソロキャンプ初心者のテントの選び方
テントはキャンプの装備のなかでも特に大きなモノになります。
ソロキャンプ用のテントの種類は3種類。
- ポップアップ式
- ワンタッチ式
- ワンポール式
以上のテントが人気です。
人気の理由は設営が1人でカンタンにできる点です。
それから雨対策として耐水性があるものを選びましょう。
そしてテントとあわせてフライシートやグラウンドシートを購入しておくと、さらに水の侵入を防ぐことができますよ。
以上のポイントをふまえて、ソロキャンプ用のテントは収納のしやすさ、設営のしやすさ、耐水性を頭に入れて選ぶようにしましょう。
ソロキャンプに適しているテントは、もともと登山用やオートバイのツーリング用として開発されたモノが多くて、これらのタイプのテントは持ち歩きやすさや収納のしやすさ、耐水性、軽さを考慮してデザインされています。
間違っても2人用やファミリー用のテントを買わないように注意してくださいね。
ソロキャンプ初心者のテーブルとイスの選び方
ソロキャンプ用のテーブルとイスをそろえましょう。ソロキャンプではテーブルとイスは欠かせない装備です。
イスとテーブルを選ぶときのポイントは組み立てやすさですが、イスとテーブルはテントの次に体積をとりますので収納サイズができるだけ小さく軽くて丈夫なモノを選ぶようにするといいでしょう。
キャンプ用のイスとテーブルは組み立て式と折りたたみ式の2種類があります。
手軽さでいうと折りたたみ式がいいのですが、収納サイズのコンパクトさでいうと組み立て式のほうが収納スペースが小さくてすむメリットがあります。
目的によって最適な選択をしてくださいね。
ソロキャンプ初心者のシェラフの選び方
シェラフ、寝袋ですね。シェラフはオールシーズンメンズ対応ではないのでソロキャンプをする時期にあわせたシェラフを選ぶようにしましょう。
もちろんシェラフを選ぶときも収納サイズに気をつけてください。
ソロキャンプなのですからできるだけ小さくまとまるものを選ぶといいでしょう。
それからシェラフの素材は防水性があって、体からでる水蒸気は外に出してくれる素材のものを選ぶとかなり快適です。
シェラフには2つのタイプがあります。
・レクタングラー型
レクタングラー型は長方形で封筒に似た形をしています。
横幅が広いので窮屈さはないのですが、入口がひろくて隙間から外気が入ってくる形状のシェラフもあるので購入前に外気をシャットアウトできるタイプのモノを選ぶといいでしょう。
・マミー型
マミー型は人の体のラインをかたどったような形のシェラフです。
中に入ると体を包み込んでくれて寒いところでも快適に過ごせるのが特長です。
保温など快適に過ごすための機能が充実しているタイプが多いためレクタングラー型のシェラフと比べると価格は高めです。
ソロキャンプでは睡眠がとても大切です。
寒くて眠りが浅い、疲れが取れないということがないようにしっかりしたものを選んでくださいね。
ソロキャンプ初心者のランタンの選び方
ソロキャンプの夜を快適に安全に過ごすためにはランタンがかかせません。
ランタンもできるだけコンパクトなものを選ぶようにしましょう。
ランタンにはガスとLEDのタイプがありますがソロキャンプならLEDランタンを選びましょう。
燃料を持っていかなくて済むので荷物を減らすことができますよ。
ソロキャンプ初心者の調理道具の選び方
ソロキャンプ用の調理道具もそろえておきましょう。
ソロキャンプの調理はすべて自分一人でやらなくてはいけませんので、使い勝手の良いものを選ぶようにします。
ただし調理道具もスペースをとりますからできるだけ軽く小さく収納できるものを選ぶようにします。もちろん一人分を作るのにちょうどいいサイズの調理道具を選ぶことがポイントです。
いろんな種類があるソロキャンプスタイル
私はマイカーにソロキャンプの道具を積み込んで気ままなキャンプを楽しんでいますが、ソロキャンプのスタイルはいろいろあります。
・バイク、自転車
ソロキャンプスタイルの定番はバイクツーリングです。
ソロキャンプツーリングといわれるほど人気のキャンプスタイルでドラマにも取り上げられるほど。
バイクや自転車で移動するのでソロキャンプの装備はコンパクトが基本というのもわかる気がしますね。
・車
車で遠くへ移動するキャンプスタイルですね。
私はテントを車に積んで移動していますが、車のソロキャンパーは車中泊が多いようです。
車中泊なら道の駅や高速道路のサービスエリアでも宿泊できるし、キャンプの装備も少し多めに持っていける安心感もあります。
・電車
装備がしっかりそろっていいれば、基本的にどこででもソロキャンプはできます。
ソロキャンパーの中にはバイク、自転車、車を使わずに体1つでキャンプに出かける人たちも存在します。
移動手段は電車です。
電車なら渋滞も事故の心配もありませんし、もともとコンパクトなソロキャンプの装備ですから荷物の移動もそんなに辛くはありません。
電車に乗って景色を楽しみながらのキャンプも楽しいでしょうね。
ソロキャンプ初心者オススメのシーズンは?
私もまだまだ初心者のソロキャンパーですが、ソロキャンプのオススメシーズンはオールシーズンといってもいいでしょう。
その中でもソロキャンプ初心者にオススメのシーズンは9月、10月と4月、5月です。
この時期は寒すぎることがありませんので初心者向けの季節としてオススメです。
そしてソロキャンプで一番厳しいシーズンは冬です。
冬のソロキャンプでは、寒さ対策に力を入れる必要があります。
寝袋は保温機能の高いしっかりとしたものを選ぶ必要がありますし、毛布、防寒着、ホッカイロなど多めの装備が必要になってきます。
初めて冬のソロキャンプに挑戦しようとする場合は、まずキャンプ場を利用するところからスタートすることをオススメします。
何かあったときに安心ですからね。
まとめ
ここまでソロキャンプの魅力についてご紹介してきました。
どうですか? ソロキャンプに挑戦してみたくなったんじゃないですか?
私はソロキャンプを趣味にして良質な孤独を楽しむことができています。
おかげで仕事のストレスも上手に解消できています。
ソロキャンプは、自由な場所でキャンプができる楽しさだけでなく装備品の購入やバイク、自転車、車、そして電車など、移動中の楽しみもあります。
自然の中で誰にも気を使うことなく気ままに過ごせる贅沢な時間はソロキャンプでしか味わえないのではないかと私は思います。
一人でキャンプをするソロキャンプなんて楽しいのか? と疑問を持つ方はまだまだたくさんいると思いますが、少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです。
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