防災グッズ 結局なにを用意したらよいの?防災の日に改めて考えること

あなたのご家庭では、いざというときに備えて、防災グッズや水や食料などを入れた非常袋を用意されていますか?

まだまだ記憶に新しいところですが、2011年3月11日に起きた東日本大震災以降は、それまでと比べて防災意識が上がり、防災グッズに興味・関心のある方がかなり増えたそうです。

でも、実際のところ、これまで大きな災害が起こった一部の地域なら、そうした対策がしっかりなされているのかもしれませんが、被災しなかった地域のほとんどの家庭では、なんとなく気になってはいても、「いまが大丈夫なら・・・」と、防災への備えが後回しになってしまいがちなのではないでしょうか。

ということで、今回はもしものときのために、防災グッズを用意するなら、まずはどんなものを用意したほうがよいのか気になったので調べてみたので紹介したいと思います。

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防災グッズを用意するなら「多機能防災グッズ」がオススメ

東日本大震災の被災地の風景
非常時に重要なのは「多機能」で「かさばらない」ということなのだそうです。

非常袋に入れておけるアイテム数には限りがありますから、1つで数種類の活用法があるものの方が役に立つことが多いそうです。しかも、なんとなく購入した防災グッズよりも、普段からよく使っている「新聞紙」「ポリ袋」「大判ハンカチ」「レインコート」などが意外と使えるのだとか。

たとえば、新聞紙はコップ型に折って、ビニールをかぶせればパンやビスケットなどを入れる食器になりますし、丸めて棒にすれば、骨折の手当てにも使うことができますし、ポリ袋はゴミを入れるだけでなく、調理に使ったり、水を入れて運んだりすることができるほか、さらに大き目のポリ袋なら、防寒対策としてレインコートやポンチョに使うことができるというスグレモノ。

さらに、レインコートは雨や風よけとしてはもちろん、倒壊した家屋周辺を通るときに、防塵よけとして宙に舞う大量のホコリや有害物質から体を守るといった使い方ができるのだそうです。

9月1日の防災の日が近づくと、「防災グッズ」と称してスーパーや百貨店などでは様々な商品が店頭に並びますが、アレもコレもと、わざわざ買いそろえる必要はないと言われています。

むしろ、上記で述べたような、日常で使っているちょっとしたモノが災害のときに役立つため、日頃からいつも使っているものが何に早変わりするのかといった知識を付けておくことが大切なのだそうです。

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阪神大震災の被災者に聞いた、災害時に必要だと感じた防災時の食べ物

たまたま、先日、ちょうど20年前の1995年に阪神・淡路大震災を経験したという方にお話を伺うことができました。

その方が当時住んでいた家では、家屋の倒壊など、被害は比較的少なかったものの、食べ物の調達に結構苦労したそうです。

餓死するほどではなかったようですが、普段水やガスなどが使えていたときには調理して食べることができていたものが、うまく調理できず、どうしても栄養に偏りが出てしまったそうです。

加えて、1か月以上もの間断水が続いたため、水を使うトイレやお風呂、食器洗いなどが一切できず、普段何気なく使っている水のありがたさを身に染みて感じたとのことでした。

その方が言うには、防災グッズの中に入れておくとよい食べものとしては、缶詰で密封されている「ビスケット」や「カンパン」、「マグロの缶詰」、「栄養補給ゼリー」など、栄養価が高いものなのだとか。

これらの食べ物は、水やガスを使わずそのまま食べられる利便性と、長期間保存ができるというメリットがあるということが、その理由のようです。

よくカップラーメンやレトルトカレーなどを備蓄している方がいますが、これらについては1〜2年という比較的短い賞味期限で、それ以上置いておくと油が酸化して質が落ちることもありますし、さらに、断水が起こった時にはすぐ食べることができないので不向きな食材だと感じたそうです。

ちなみにですが、カップラーメンやレトルトカレーといったものばかり食べていたことが理由で、塩分過多により体調を崩したという方もいたのだとか。

こうしたインスタント食品も、それはそれで日頃からストックしつつ、賞味期限が近づくごとに食べきって、また新しいものを補充しておくようにすると良いのかもしれませんね。

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まとめ:他力本願ではなく、自分の身は自分で守るという意識が大事

今回は、防災グッズとしてどんなものを用意したら良いのかということについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

阪神大震災の被災者の方は、食べ物のほかに困ったのが「お風呂に入れない」ということだったそうです。

調べたところでは、災害時だからといって、歯を磨かないでおくと肺炎など、病気になるリスクもあるのだとか。最近だと「水を使わないシャンプー」や「歯を磨けるウェットティッシュ」など、いろいろと水を使わなくても体を清潔に保つことができる便利グッズがありますので、そういったものも揃えておくと良いのかもしれませんね。

最近よく色々な自治体などで言われていることが「自分の身は自分で守る」という『自助』の意識の大切さです。

なにも起きずに毎日が過ぎていくと、危機意識が低くなってしまいがちですが、年に1回の防災の日には、いま一度、あらためて「防災」について考えてみるのも良いのではないでしょうか。

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